定年退職後、赤字覚悟でコーヒーショップ経営（カフェ、喫茶店）

◆赤字のコーヒーショップ（カフェ、喫茶店）

多額の退職金がある人、
老後の生活に心配がないくらい年金がもらえる人は、
定年退職後、
世界旅行に行くかもしれない、
1000万円もするキャンピングカーを買うかもしれない。
行ったことがない所を見てみたい、泊まり歩きたい。

次の人生を、そういう自分の夢の実現の為に、
使いたいと思う人もいるでしょう。

旅行に行ったり、ハーレー買ったり、
毎日釣りして過ごしたい、遊びたいと思ってもいいでしょう。
それなら、
いつかやりたいと思っていたコーヒーショップを
やったっていいのではないでしょうか？

「コーヒーショップなんかやったって、
儲かるはずないよ」
「よせよ。どうせ赤字に決まっている」

人に話すときっとこう言われるでしょう。

旅行や趣味にお金を使うと
「いいねえ」「うらやましいね」
「長年頑張って来たんだから、
あとはやりたいことをすればいい」

そう言われるのに、
コーヒーショップ（カフェ、喫茶店）をやると言うと、
「どうせ赤字だよ。儲からないから、
やらない方がいいんじゃない」
と言われてしまうんです。

同じように大金を使うことをしても、
事業にお金をかけようとすると、
儲かる、儲からないだけで
判断されてしまうんです。

旅行行ったってお金使うだけ、
ハーレー買ったってお金使うだけ、
キャンピングカーなんか、維持費もかかるんです。
そこに「儲かる」「儲からない」なんて言葉は出てきません。

定年退職後、ゴルフ三昧の日々、工芸教室に通う、
国内温泉に行く、
それもお金が掛かることです。

どうせお金を使うのなら、
昔からやりたかったコーヒーショップをやってみたっていいでしょう。

退職金で、夢のベンツ買っても、ロレックス買っても、
そんなの買って、どうするんだとは言われません。

「欲しかったんだね、良かったね」で終わる

それなら、コーヒーショップの経営だって、
趣味の為の出費、
趣味費用だと思えばいいのではないでしょうか？
借り店舗代は、キャンピングカー代、宿泊代だ。
調理器具は、ゴルフ道具代、ロレックス代と考えてもいい。
楽しみ方は、人それぞれ。

ゴルフやっても、どうせ稼げないとは言わないのに、
コーヒーショップをやるというと儲からないよと言われる。

旅行に行って楽しみたいのに、旅行に行ってどうすんだ？
趣味や旅行にお金使っても、儲からないとは言わない。

お金使って、コーヒーショップやって楽しんでも
いいのではないでしょうか。

自分のお金をなにに使おうが、
何して楽しもうが、
人にとやかく言われる筋合いはないでしょう。

でも、コーヒーショップ（お店）を始めるのには、
大金がかかります。

だから周りの人は、
注意で言ってくれているんでしょう。

儲からないと、運営費が払いきれず、
すぐに続けらなくなるかもしれません。
コーヒーショップを辞めた後、返すことができない位の
借金が残ってしまうようではやらない方がいいです。

夢のコーヒーショップに、
大切な退職金を全額使ってしまうのも
よく考えないといけません。

店を出す為に係るお金、
経営する為の毎月の維持費のことを、
コーヒーショップを始めた時の売上の額や
赤字に使ってもいい年金額の限度を考えないと
いけないと思います。

お金のことを考えたら、残念だけどお店は出せない。

そう思ったら、移動販売車でもできるし、
コーヒー屋台でもいいでしょう。
コーヒースクールをやることだってできます。

商売ではなく、
コーヒー飲み歩きを、趣味にしてもいいんじゃないでしょうか？
おいしいコーヒーの研究を続け、
友人知人を家に呼んで楽しむこともできます。
コーヒーの楽しみ方は色々ありますよね。

定年退職後のお金や時間の使い方は、自分で決められます。