社長なら 高級セダンに乗るべき
自分で事業をやっていて、
これくらい自由に買ってもいいじゃないか!
という感じで、個人企業の社長たちは
自分の好きな高級車を買っていました。
私が会計事務所に入った頃(平成のはじめの頃)
昔の経営者たちは、
仕事がうまくいと 高い車に乗りたがりました。
仕事がうまくいっている証のようでもありました。
仕事が順調だと節税もかねて、
クラウンやセドリックなどの
国産高級セダンをよく買っていました。
フェアレディーゼット、スカイライン、セリカなどの
スポーツカータイプの車も持っている経営者もいました。
こちらは、会社の経費にならないことが多いのですが、
どうにか経費にしろと強要する社長たちもいて、
困らされたこともあります。
趣味性の強いスポーツカーが、
事業に必要なものなのかどうか問題になります。
セダンだと外交に行くとか、
交渉相手を案内する時に乗せるので、
安い車だと商談が上手くいかないなど、
色々屁理屈をつけて会社の費用にしたがっていました。
でもセダンなら多くの企業で使っているし、
税務署の車も市役所の車も
クラウンなどの高級セダンが多かったので、
課税庁に文句は言われなかったようです。
実際に安い車では、営業はしづらいです。
社長の乗っている車が安い車だと、
儲かっていないと思われ
商談が不利になることもあります。
儲かっていない会社だと思われると
「儲かっている会社は、
多くの人が利用している会社だからだ」
そう思われ、それは信用につながります。
儲かっているからお金もあります。
儲かっている会社、お金がある会社は、
なめた態度をとられないので、
仕事がやりやすいです。
高級車で営業周りすることは、
必要なパフォーマンスだと思います。
栃木群馬あたりでは、儲かっていなくても、
経営者は高級車に乗っていないと
仕事がしづらいこともあります。
外見に対する投資も
ある程度必要なのかもしれません。
移動手段が電車の都会では、車ではなく
ぱっと見、儲かってそう
とわかる身なりが良いかもしれません。
高級なスーツなど、
仕事を取るためには外見をよくし、
見栄を張る必要もあるので、
お金がかかりそうです。
◆軽自動車に乗っている社長
軽自動車も200万円を超え、装備もいいので
安い車とは言えませんが、
「小回りが利いて便利だ」「軽でも何の問題もない」
と主張しても、
商談相手が 年配の場合には、
信用されないし、下に見てくるかもしれません。
商売で有利な立場に立ちたいのなら、
群馬県や栃木県あたりでは、
高級セダンや 無駄な高級スポーツカーに
乗っている方がいいかもしれません。