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自 己 紹 介

私は、財務諸表や遺産分割協議書などの
書類の作成や 経営の相談の仕事をしています。
1990年頃から
個人業者等の小規模事業者の、財務諸表の作成業務
(会計業務)の仕事をしてきました。

自己紹介

栃木県の経営者の状況を見てきて

私は会計業務を通じて
バブル期からバブル崩壊後の
世の中の経済状況も見てきました。

バブル期は、異常に良い経済状況でしたが
なにか恐ろしい気がして、不安でした。

バブルが崩壊した後は、
「怖いなあ、これからどうなってしまうのだろう?」
と、もっと不安になりました。

その後10年が経過する頃になると、
社会は、景気が良くなってきたようなことを
言い始めました。

でもそれは大企業だけの話で、
栃木や群馬の
小企業や、そこで働く人たちや
個人経営者達は

違っていたような気がします。

ずっと売上も利益も、上がらない状態でした。

そして、その後も状況は回復しません。
その為、街の経営者達は、
どんどん事業を辞めていきました

バブル後にも 起業する人もいたようですが、
それは雇ってくれる会社がなかったから
仕方なしに 自分で開業していたのかもしれません。

バブル崩壊後、20年以上経過しています。
あれから、ずっと個人経営は
良くなったような気はしません。

建築や土木業等の特定の業種だけは、
すごく忙しいようですが、
人手不足と、人件費の高騰で大変そうです。

それ以外の業種はきびしい気がします。

私が担当するような
小規模経営者達の利益は上がらず、
生活も、全然 楽になっていないような気がします。

私も含め、どうにかこうにか
やって来ただけの気がします。

高齢化で、廃業が続出

そして現在、周りの状況を見ると、
もう日本に、将来はないんじゃないか!
と思うくらい
悲しい状況になっているように思えます。

それは、どこにいっても
高齢者と、外人ばかりになっているからです。

街はどこもかしこも、
高齢者と外国人だらけになってしまって、
住んでいる環境が、
今までと全く違ってしまった感じです。

こんな様子は
栃木県や群馬県だけでないようです。
「どうしたんだろう!」
驚き不安や心配になります

 

今まであった知り合いのお店は
なくなってしまうし、
空き家も目立っていました。
イオンのような大規模商業施設と、
福祉施設
太陽光パネルがあふれているだけです。

なんだか、寂しく悲しい気持ちになってしまいます。

私が相談させてもらったり、
顧問させてもらっていたりする経営者達も、
どんどん高齢になっています。

私ももうすぐ、
高齢者と呼ばれることになります。

私も含め、なんとか経営している人達でも
いつどうなるかわからない状態です。

 

そして、経営者は、
顧客からの値下げ要求、注文の減少、
材料代の高騰、経営不振、資金不足、顧客離れ、
町の中心部の廃墟化、取引先の廃業などで、
経営が苦しい状況がずっと続いています。

それでも、何とか持ちこたえてきた
強い経営者達です。

波乗り

しかし、自分自身の高齢化には
どうしょうもない状況になってしまったようです。

みんな高齢になり、跡取りもいない所は、
何かのきっかけで事業を辞めていきました。

そして今経営している経営者でも、
廃業を考えている経営者はたくさんいます

 

廃業後の生活資金

最近は、後継者がいないことによる
事業の廃業がたくさん増えてきました。

個人事業を営む人には定年退職はありませんから、
自分で仕事をやめようと思ったら、いつでも辞められます。

しかし、辞めてしまうと 収入がなくなるので、
どこかに勤めないと お金が入ってきません。

年金がもらえる年齢でも
経営者達は国民年金ですから、
そんな、少しのお金では生活できません。

ですから、廃業した後
どのように生活して行ったら良いのか
悩んでしまいます。

自営業者は、市役所勤めの人のように、
多額の 恩給があるわけでないし、
退職金だってもらえません。

世の中 不公平な気がしますが、
そんなことを言っても
自分にお金が入ってくるわけでもありません。

 

老後の生活費の心配

 

これから 自分の事業をどうするか?

事業主は、自分の事業を始める時には、
自分で決断しました。
経営している時も、
仕事をやる、やらない等、事業に関連することは
すべて自分で決めてきました。

そして廃業する時にも
自分で決断しなければならないのです。

自分がやっている事業の
譲渡や廃業等の事は、
なかなか決められません。

それは、簡単ではないし、
色々なことを考えると
すぐには決断できないでしょう。

さらに高齢になってからの廃業は、
その後の生活のことも考える必要があります。

高齢になった場合、
雇ってくれる会社は見つかりにくく、
新しい職場で働けるかどうかも心配です。

体を酷使せずに、何か違う事業で
稼げないものかとも考えてしまいます。

その為、自分の事業を辞めることも、
一人ではなかなか決められないかもしれません。

色々な人に相談し、
他の人の力を借りることになると思います。

 

廃業した後の生活も考えなければならないので
辞めた後の生活費のこと、
お金のこと家族の事を考えると
不安になります。

 

野球の写真

 

それでも、いつまでも
頑張っていかなければいけません。

辛くても、
それを楽しみに変える知恵を持っているのが
経営者ですから

働ける限りは、働くことが、人の勤めのようなことを
偉い人の本で読んだことがあります。

 

廃業は、みんなの問題

廃業の相談は、
事業主本人からの相談もありますが、
奥さんから相談を受けることも多いです。

旦那さんは、廃業をしたくないのか、
考えたくないような感じがします。

また息子さんや娘さんからの相談を
受けることもあります。

世帯主の事業の廃業や、
事業承継の問題は
家族みんなで話し合って決める方がいい
と思います。

さらに、従業員がいる場合には
従業員さんの生活のこともあります。
一緒に仕事をやってきたのは従業員の他にも、
仕入れ先の人外注先の人もいます。

その人達のことも
考える必要があるかもしれません。

一つの事業には、
多くの人がかかわっています
ので、
その人たちの意見も聞くことも必要です。

事業主が一人勝手に突然廃業することは
人に迷惑をかけてしまうこともあります。
廃業について、いつするかとか、
誰か承継してくれる人はいないか、どうするか?を
みんなで話し合って考えるべきです。

このサイトは、
そんな個人経営者達と、私が過ごしてきたことを
書いたものです。

笠懸町 会計事務所

【開業・廃業・不動産・相続手続き】
開業廃業相談や相続税の確定申告など
群馬県みどり市 藤田会計事務所

ご意見やご指摘がある場合には、
問合せ よりお願いします。

確定申告の為の会計帳簿の作成事務代行、確定申告、相続税、分割協議書の作成、
などを行っています。

 

参考別サイト
こちらのサイトも当方が作成したものです。
有料ですが、宜しかったら、ご覧ください。

 

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