みどり市の会計事務所

工場や店舗に使う為に、土地を貸していた会社が廃業するということも増えました。土地所有者は地代収入がなくなってしまうだけでなく、返されてしまった空き地の利用をどうすればいいかと言う問題が起きています。

町工場の経営も以前苦しい状態です。高齢になった経営者の方はもう廃業しようかと思っています。しかし、高齢になった従業員もいるので辞めてしまったら彼らの中には仕事を失い生活ができなくなってしまう人もいます。これでは廃業できません。

父親の事業を継いでくれた夫も高齢になりました。売上も下がったので廃業をしたい。でも夫が「義父に店を任された責任がある、まだ辞められない」と言います。事業が赤字なのでどうしようか悩んでいる婿取りの女性もいます。

田舎に古びた食料品店がありました。そこの店は儲けもなく、経営者も高齢になったのですがまだ辞められないでいます。「店は近所の年寄りの為にある。うちが辞めたら近所の年寄りは買い物に困ってしまう」と店主の奥さんが言っていました。

群馬県や栃木県の農業も後継者がいないので、農業を廃業せざるを得ません。農家の子供達はサラリーマンをやっているので農家の後を継ぐ若い人がいません。高齢になってトラクターが壊れても後何年もやらないと思うと買えません。

主として販売していた仕入れメーカーが近所に大型の直売店を出店しました。その影響で閉店した洋品店がありました。その洋服屋さんの店主は信じていた仕入れ先に裏切られたようだと悲しんでいました。

飲食店を貸店舗で開業する時には改装費用が大変かかりますが、退去する時にそれを壊して元に戻して返さなければならない場合もあります。修繕費用もかなりかかりますので廃業準備資金も必要かもしれません。困った時には色々な人に相談するといいです。

廃業した飲食店の後を借りて開業すれば、毎月の経費が安くて済むので経営が楽だと思います。新規開店には内装や外装にかかる建築費等、設備代が多額なので大変です。居抜きで店舗が借りられれば安い開業資金でお店をオープンすることができます。

ラーメン店などの飲食店の経営者が廃業した場合に、自分の建物ならこれから喫茶店や食堂を始めようとする人に貸したり売ったりするといいです。食べ物屋で起業しようと思う人も中古のお店や貸し店舗（居抜き）で始めることを考えてもいいと思います。

50歳代は、自営業も会社員も仕事が辛く大変なようです。自営業者の人は、安定収入のある会社員がうらやましく思い、会社員は自由な自営業の方が良いと思い起業しようかなと考えることもあるようです。どっちをやっても大変な気がします。

自営業をやっていると、事業を辞めたいと思う時があります。売上の減少が続いた時、材料代が高騰して行く時、納品した後にねぎられた時など色々あります。そして、年齢を感じ、仕事をやることが、「疲れた」と思う時、他に良い商売がないかなあといまの事業を辞めたくなる時があります。

個人事業者は高齢になって事業を廃業した場合には国民年金で生活して行くことになります。しかし国民年金だけの収入では生きていけません。ですから廃業を考える場合には、後継者を探したり、次の仕事を探したりして、何らかの収入を得る必要があります。

歳を取ってくると色々なことが面倒で、疲れていやになってきます。自分のやっている事業でも細かいことや、変な客の相手をすることが面倒に感じてきます。場合によってはもう廃業しようかなあなんて思う時もあります。

自分の事業の後継者がいれば、自分の技術や顧客や外注先を引き継いでもらえます。指導者として次の道が開けます。自分がやってきた仕事を次の世代に教えることができると引退してからも目標ができて楽しいと思います。

後継者がいないお店の場合には、内装も外装も古い感じがして寂しく感じます。古っぽい感じのお店には若いお客さんは来てくれない気がします。まだやれそうな事業もありますので承継者を探すといい気がします。

日本にたくさんあった縫製工場もほとんどがもう廃業してありません。今やっている縫製工場も、その仕入れ先や下請け外注先、そしてミシン修理店が売り上げ減少の他、経営者の高齢が原因で廃業してきています。その為、仕事ができなくなるかもしれません。

お客さんが街にいない！ 若者がいない！お店をやっている人達がそう嘆いています。確かに群馬県の桐生市でも栃木県の佐野市でも駅周辺でさえ人を見かけなくなりました。これじゃお店をやっている人達は、仕事にならないと思うでしょう。お客になりそうな人が街を歩いていないんですから街には活気がありません。

社員が高齢化して、新しい社員を募集しますが応募はありません。時給をあげて募集しても無理です。これ以上時給をあげたら会社が経営していけなくなってしまいます。

高齢になり自分の事業の売上が下がりこれからどうやって生活していこうか悩んでいる個人事業者の方はいます。銀行から借金してまで自分の事業を続けるべきか、それともここで辞めるべきか考えてしまいます。

テナントの更新料を払う時テナントを借りて事業をやっている人の場合比較的若い事業主でも事業を辞めようと思う時があります。それは、テナントの賃貸契約の更新時です。賃貸でビルの一室を借りた貸店舗で事業を経営している人は、2年か3年ごとに、契約の更...