老後のお金が心配
年金について少し話してみました。
宜しかったら聞いてみてください。
「老後に備えて、多額の預金をしなければいけない」とか
「年金では足りないから、株式投資すべきだ」
ということを大変よく聞きます。
そんなことを言われ続けると、
老後の生活が不安になってくると思います。
年金が当てにならない…。
年金だけでは 老後の生活は苦しい…と
みんなが不安に感じているのでしょう。
その為、若いうちから預金したり、
投資したりしなければならないのです。
昔は、「老後に備えてたくさん預金すべきだ」
なんて、今ほど言われなかったような気がするし、
老後のお金の心配の話は、
そんなに聞かなかったような気がします。
なぜか、急に老後のお金のことを、
ニュースやテレビ番組で 言い出してきた気がします。
そして、ニュースやユーチューブ動画などでも
「年金が少なくて生活が厳しい」という、
高齢者の声を、
多く見たり聞いたりするようになっています。
年金だけでは生活できない
でも、「年金が少なくて生活できない」と
言っている高齢者に、テレビのインタビュアーが
「年金は、月いくらもらっていますか?」と聞くと
月10万円以下の高齢者もいるようですが、
「月にして15万円です」
「夫婦で25万円です」という 高齢者も多いです。
「結構もらっているじゃないか!」って
思う人も多いでしょう。
それでもインタビュアーは、
「ああ、それじゃ苦しいですね」
と、同情したような言い方をするんです。
そんなにもらえるのに、生活が苦しいのか?…
20代の会社員や、50代でも転職すると
手取りは、20万円よりは
少なくなることが多い筈なのに、
高齢者は、そんなにお金が必要なのだろうか?
贅沢な暮らししているのだろうか?…
と、不思議な気がします。
厚生年金の人でも、老後の生活は厳しいという
テレビ等の報道で高齢者たちは、
「年金だけじゃ、足りない。満足な生活ができない!」
と、言いますが、受給額を聞くと、
そう言っている人達は、みんな厚生年金の人のようです。
国民年金の人がもらえる金額ではありませんから。
「旅行にもいけない」
「外食にもいけない」って言っているので
ちょっと贅沢をしたい高齢者たちのような気がします。
年金を一月当り10万円も15万円ももらえる人は、
厚生年金の人でしょう。
厚生年金だと、老後も安心して生活できると思うのですが、
心配なのは自営業者、国民年金の場合です。
国民年金の場合、
月額にしたら 4万円ももらえない人が
たくさんいるでしょう?
そんな少しのお金で、どうすればいいのでしょうか?
自営業者の老後
国民年金でも、老後も
自分の商売が出来れば生活できますが、
自営業は、昔のように長くできなくなってしまいました。
まだ働ける年齢の自営業者の場合でも、
経営不振で廃業する場合も多くなっています。
他に雇ってくれるところでもあればいいですが、
老いた自営業者を雇ってくれる会社なんてないでしょう。
親が国民年金なら 子が地獄
国民年金受給者は、ずっと働き続けなければなりません。
・老後、仕事はあるでしょうか?
・その自営業を続けられるでしょうか?
経済状況も変化しやすいので
自営業を長く続けることも難しくなってしまいました。
寿命が延びたので、老後が長くなりましたが、
厚生年金のように
お金がたくさん入っての長生きならいいですが、
その3分の1以下、4分の1以下しかもらえない国民年金では
生きていけません。
国民年金の老後は、
大変苦しいものになるような気がします。
高齢になって商売を続けられない自営業者の老後は
辛いことになりそうです。
自営業者の人自身は、自分の老後は心配です。
そして、親も国民年金の場合には、
さらに心配は増えると思います。
「親が国民年金だと子が地獄」、そんな気もします。
電子書籍 親が国民年金だと子が地獄
国民年金受給者は、
会社員よりも早くから老後の対策を練らないといけません。
親も国民年金なら、
色々と大変なことも知っておく必要があります。
そんなことを書いた本です。
紙の本でなく、電子書籍なので、このブログのように
パソコンやスマホでしか見られませんが、
よろしかったら読んでください。