電気工事士の仕事
男の人で仕事選びに悩んでいる人には、
私が一番勧めている仕事は 電気工事士です。
住宅に関係する仕事はなくなりません。
電気設備は、住宅には絶対に必要な設備ですから、
電気工事の仕事は、なくならないでしょう。
電気がなければ、
生活できないと言っていいでしょう。
技術職ですから、
やればやるほど身についていきます。
税法の様に、毎年改正がある仕事でもないので、
一度覚えた技術は長い間使えます。
電気という物理の勉強もしなければなりませんが、
実際の一般住宅の電気工事の仕事なら、
そんな難しい知識をつかわなくても
ある程度はできます。
住宅の一般配線工事で必要な知識は、
電気よりも、
建物の構造や素材の知識が必要な気がします。
給与はそんなによくないかもしれませんが、
いつでも求人はあると思います。
当然、能力があり、
大きい電気工事会社に入れれば
給与はいいと思われます。
これからも、電気製品は増えていくし、
太陽光、通信設備などが普及されていくので、
電気工事の仕事はいいと思います。
中高年男に こんなに役立つ資格は他にない
電気工事の仕事をするのなら、
出来たら 第二種電気工事士の資格を取るべきです。
第二種電気工事士の受験では、学歴は問われません。
工事未経験でも受験できます。
でも、電気工事士の学科試験では、
難しい物理や法規も覚えなければならないので
大変です。
さらに実技試験というものもあるのです。
学科試験は、若い人だと
そんなに苦労ではないような気がします。
実技試験の方が厄介かもしれません。
工事未経験者だと、部品や工具のこと、
配線のことも知らないので、
訳が分からなくて大変かもしれません。
その為、未経験者は、
通信教育を受講するといいです。
時間とお金があれば、夜学に行くといいです。
電気工事士の資格は、
更新もなく、会費も支払わなくて、
一生使えるかなりいい資格だと思います。
しかし、向かない人もいます。
電気は、聞いただけでも苦手という人もいます。
手作業なので、手荒れがひどい人にも向かないと思います。
しかし、ある程度の、高齢になっても出来るので
定年退職後の再就職にも利用できます。
また、電気工事士の資格は、
工事業以外にも利用できます。
工事をしなくても、
住宅の電気設計や照明の仕事もできます。
家電量販店でもかなり有利です。
資格は自分なりに利用できます。
電子書籍:電気工事士の資格の利用方法
私は若い時に、仕事選びにとても苦しみました。
この本は、その時の
私の電気工事士の体験談を書いたものです。
多くの資格は、
自分なりに色々なことに利用できます。
それを自分なりに考えて使うといいです。
資格や特技の活かし方は
その人なりにたくさんあります。
電気工事士の資格を取り実務につくと、
かなり色々な想像力が付くと思います。
今の仕事に不安がある男性人は、
第二種電気工事士を調べてみるといいです。
電気工事士は、
中高年の男性にもかなりいい仕事だと思います。
と思っています。
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≫11 不動産業、アパート仲介業
◆不動産業(アパートの仲介)
電気工事士の知識は、不動産業、アパート仲介業にも役立ちます。
アパートにも電気設備や電気製品が使われています。
アパートの持ち主は大家さんですが、
入居者に対してアパートの紹介をする時には、
仲介を依頼されている不動産屋が
アパートの利用方法や電気設備の説明をします。
最近は、パソコン、スマホの利用が増え、
エアコンも必ずと言っていいほど付いています。
赤外線ストーブやこたつも使うので、
昔に比べ契約電流も高くしなければなりません。
台所では、電子レンジ、電気ポットも使うでしょう。
ガスコンロの代わりに
IHクッキングヒーターの利用者も増えてきています。
通信設備だけでもパソコン、プリンター、スキャナー、
ワイハイの送信機などがたくさんあるので、
コンセントが足りずに困ってしまうこともあります。
その為入居者がもっている家電のことや、
電気配線や契約電流の説明や
相談に乗る必要も起きてきます。
入居者によっては女性の場合、
ドライヤーもよく使うので、
ブレーカーが上がってしまうことがよくあると思います。
また20年以上前の古いアパートの場合は、電線が細くて、
契約電流を上げようとしても上げられない場合もありました。
入居者の電気の利用のことなど考えず、
コスト減だけを考えて建てられたアパートの場合、
コンセントが少なくて、入居者の思い通りに
家電製品が利用できないこともあります。
借家契約をしてから、コンセントが足りなくて
生活に困るということもありますので、
入居者に自分が利用する家電製品のことを聞き、
契約電流の事や
コンセントのことも説明する必要があります。
電気に詳しいと、
こういう電気設備関係のことを考えて
アパートの案内ができます。
自分の強みを生かした営業マンは
稼げるのではないでしょうか?
◆アパート仲介業の体験談
アパート紹介をする仕事でも、
自分の強みがあると仕事がしやすいです。
私は電工を取った後
不動産賃貸の営業の仕事をやったことがあります。
配置先は全く知らない神奈川県でした。
アパート紹介をするには、地域事情が分からないといけません。
電車はなんという路線があって、都心に国はどのくらいかかるのか、
〇〇駅に行くにはどのくらいかかるのか、
ということをしらなければ、アパートの紹介ができないのです。
私はどこにどんな駅があって、学校があって、
どこの駅からどこの駅に行くのに
都合のいい地域はどこかなんてまったくわかりません。
その為、地方から進学や就職でアパートを探しに来た人には
私は案内ができませんでした。
しかし地域事情を把握してアパートを探している人には、
地域事情を説明することがないので、
アパートの紹介ができました。
その時に電気工事士の知識を活かした
アパート紹介をしました。
家電屋で働いたことがあるので、
入居者の持っている家電のことを聞き、
その配置先、コンセントの位置や
契約電流のことなどを説明しました。
ホテルで電気工事の真似事をやっていたので、
建物の構造や防音、防犯のことも話すことができました。
その為、しばらくして地域事情のことも
なんとなくわかるようになったら、
アパートの契約が取れるようになりました。
私が紹介して賃貸契約をしたお客さんから、
入居後にもプレーカーのことや
洗濯機、冷蔵庫の購入や
配置についての問い合わせがありましたが、
それに対してもアドバイスができたのでよかったと思いました。
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アマゾンへ 電気工事士の資格の利用方法
(電工以外の仕事に活かす)