不動産の相談例

土地に関する相続問題もかなりあります。親の住まい（実家）もそうですが、それ以外にも土地に関する困り事はあります。そんな心配がある方は、相続対策が必要です。相続財産がたくさんあってもいい事ばかりとは限りません。

土地をたくさんもっている人の中には使っていない土地があってその利用方法に困っています。売ってしまえばいいのですが、できるなら売りたくないと思っています。アパートをやるのにもお金が掛かるので簡単にはできません。相談されても答えられないのです。

アパート経営者においても、不況になると大変不安になります。入居者も失業したり、仕事が減ったりして収入が減ると、家賃の滞納や行方不明が増えることになるからです。

最近、売地が増えてきた、空き店舗が多くなってきた、そんな気がします。住宅を建てようと思っている人や起業しようかと思っている人には今がチャンスなのかもしれません。でも、それは今が不景気な証なのかもしれないので、これから先のことを考えるとどうしていいのか迷うと思います。

不景気になっていくと土地を買う人も利用する会社も少なくなってきます。年配の人は値上がりを期待して骨董品や土地を買って持っている人がいるのですが、期待通りになっていないことも多いようです。利用していない土地は持っていると固定資産税が掛かるだけでお金が無くなってしまいますので、処分した方がいいかもしれません。

テナントを借りて事業をやっている場合には体調不良や台風災害によって仕事がなくなったことにより、家賃が払えないことになってしまう場合もあります。回復すれば家賃が払えそうな場合もあるので、大家さんも「家賃がもらえないんじゃ、契約解除だ！出て行って！」と言わずに、借主と話し合ってみるべきだと思います。

アパート経営を辞めたいと思っている人もいます。借りてくれる入居者がいなくて、アパートの借金の返済ができなくなるからです。古いアパートにも問題はあります。家賃滞納や、相続問題等があってアパートや土地を持っている人達にも苦労があります。

定年退職した人が、廃業した事務所を借りて飲食店を始めてうまく行ったこともありました。勤務していた飲食店を買い取って独立開業して失敗した人もいました。

後継者がいない農民の方は廃業した後の農地をどうしようか？また空き地を持っている人も同じように土地の利用の問題があります。その使っていない土地を売ったり貸したりして収入を得るにはどうしたらいいでしょうか？

良くある話ですが、店舗や工場を廃業した後の土地の利用として貸し店舗やアパート経営をして家賃収入を得ようと考えることがあります。しかし、銀行から借金して返済ができるでしょうか？土地所有者の親子で意見がことなる場合があります。

工場や店舗に使う為に、土地を貸していた会社が廃業するということも増えました。土地所有者は地代収入がなくなってしまうだけでなく、返されてしまった空き地の利用をどうすればいいかと言う問題が起きています。