若い時は貧乏でもいいが…
お金は若い時にこそ、あった方がよく
齢をとってから お金があったって意味がない、
と思っていましたが、
でも 50過ぎてお金がないことは
かなりみじめです。
若い時には、貧乏でいいかもしれないけど、
50代になったら
お金がないととてもみじめです。
若ければ、みんな収入が低いので、
親がお金持ちでない限り、
お金を持っていないと思います。
同年代のみんなが貧乏なら
自分が貧乏でも納得できます。
しかし、40代50代になると、
親が金持ちであろうがなかろうが、
そんなこと関係ないでしょう。
自分自身の問題です。
お金がないのは自分の責任です。
50代にもなってお金がないことは、
自分に稼ぐ能力がない証です。
仕事が出来ない人、
社会的に認められていない人のような気もします。
お金がありそうに見えると
私が若い時、50歳位の経営者の方々と
話した時のことを思い出します。
50歳以降の経営者たちは、
ロレックスを複数持っている人もいるし、
クラウン、セルシオなどの
国産高級セダンに乗っている人達もいました。
おじさんになっても見かけは大事だ、
貧乏くさい恰好するわけにはいかない。
という感じでした。
外出する時は、スーツも
1着何万円では買えないようなものを
着ていました。
金のブレスレットなどの装飾品を
これ見よがしに身に付けている社長もいました。
でも、高級車や高級紳士靴を履いているような人の
すべてが、事業がうまくいっているとは
限りません。
経理をやっているとそのことはわかります。
知っている人で、
本当に事業に成功して お金がある50代の社長と、
お金がなくて、借金してでも
高い物を買っている社長がいました。
レストランやスナックの経営者たちも、
お金のありそうな客だと、
大事にしないわけにはいかないそうです。
そんなレストランやスナックなどの経営者に、
私は、BMやセルシオ乗っていても、
ロレックスしていても、
実際にお金があるかどうかはわからない
ということを告げました。
すると、スナックのママや、
高級レストランの経営者は、
実際に事業で成功していようが
していまいが関係ない。
自分の身なりにお金をかける人は、
社交の場や外食しに来た時には、
高いものを注文してくれる「いいお客さん」に
なってくれるんです。
お客さんのふところ具合なんて
こっちには 関係ありません。
と言っていました。
経営者なら、借金してでも見栄をはるべきか?
本当に事業に成功しているから、
自分の収入にみあったいい物を
持っている人もいますが、
事業はうまくいっていないけど、
借金してでも
自分をよく見せたい人、
良い物を持ちたいという人もいます。
他の人が見たら、高級腕時計をして、
高級車に乗っていたり、高い服を着ていれば、
事業に成功している社長や
偉い立場の人に思えます。
借金して、良い恰好をしているのかどうかは
わかりません。
借金して高級車に乗る社長
50代にもなって、
親にお金を借りたり、銀行で借金したりして
高級車に乗り換えている社長がいました。
すごい人なんだね?」
と周りの人に良く言われていました。
その社長は、事業がうまくいっていると思われ、
他の仕事関係者から、
お客さんを紹介されることが度々ありました。
高級セダンに乗ってばかりいるので、
この社長には、多くのお客さんがいて
みんなに頼られ信頼されているのだろう、
この人なら紹介できる、
と思われたのかもしれません。
繁盛していそうな会社の経営者の所には、
仕事が集まるようです。
経営者が貧乏そうな身なりをしていると、
事業がうまくいっていないように思われ
経営に悪い影響が出そうです。
経営者なら、借金してでも見栄をはるべきなのでしょうか?
そういう社長が、よく行くレストランや、
会員になっているスポーツジムがあります。
そういう経営者に、
私は誘われて行くことがあるのですが、
そこでは、私までいい待遇を受けます。
偉い社長の知合いだから、
私もそれなりの人だと思われることがあります。
外観を良くした方がいい場合もあるようです。