歳を取って体力や気力がなくなり廃業を考える:仕事が面倒で疲れる

社会が細かくて 面倒になっている

経営者が廃業を考える理由に、
自分が、高齢になり、
仕事をやることが面倒で、
疲れるから と言う場合もあります。

体力も衰えてきたことも
辞めようと思う原因ですが、
精神的にも疲れてくると
体を動かすことが嫌になってきます。

気力の大切さを思い知らされます。

 

そして、最近は、規制が細かく 厳しくなってきていて、
面倒でたまりません。

市役所でも銀行でも、
いちいち「身分確認をさせろ」と
面倒なことを言ってくるのです。

自分は、どこの誰だか教えないくせに
人のことばかり知りたがるのです。

 

そんなことだから、
最近の人も面倒な人が多くなってきました。

どうでもいいような面倒な注文をしてくる依頼人もいるので
ほとほと人には疲れます。

 

私もそうですが、
もう細かいことや
意味のないことをするのは嫌です。

そして面倒な人の相手をすることが
嫌になってきます。

 

疲れた

疲労回復に 時間がかかる

私も老いてきたせいか、
疲労回復には、
以前よりも時間がかかるようになってしまいました。

歳をとってくると
疲れがなかなか取れなくなる場合もあります。

 

疲れには、
肉体の疲労と、精神の疲労とがありますが

いつもやっていることによる肉体の疲労
50歳を過ぎても
よく寝れば回復できると思います。

 

急に仕事が入って忙しくなると
遅くまで作業することや、

朝早くから
打ち合わせにいかなければならない場合も
出てきます。

何回もやり直しをさせられたり、
変更が多かったりすると疲れてきます。

そんな体力、と神経両方を使って仕事をすると
かなり疲れて、その後グッタリとしてしまいます。

 

 

身勝手な依頼人には疲れる

自分のリズムが狂わされてしまうと、
疲労感が増します。

リズムを狂わされた作業を繰り返させられると、
疲れるから、仕事を受けることも、もういいかなあ
なんて思う時があるのではないでしょうか?

 

私の場合には、
依頼人が資料をくれるのが遅いとか、
何回教えても素直に聞き入れず、
言い返す人がいると疲れます。

自分のことしか考えず、
早朝から電話連絡してくる依頼人も嫌です。

 

しかし、暇な時期が続き
久しぶりにたくさん仕事をした時にも疲れます。

 

バッター

たまに運動した時にそうです。
昔やっていたスポーツであって、
久しぶりに運動した後は、
あちらこちらの筋肉が痛くなってきます。

しかも、私の場合には、
筋肉痛は3日以上経って忘れた頃に傷みがきますから
何で体が痛いんだろう?
どこか悪いのかなあ?
なんて不安も抱いてしまうほどです。

労働も同じで
今まで暇だったのに
急にいそがしくなると疲れてしまうのです。

 

ですからいつも運動している方が
良いのかもしれません。

仕事も、自分のリズムや、自分の能力に応じて、
体を動かしている方が良いです。

自分の営業時間内の作業をし、
自分ができる作業
相手にできる客仕事をするべきです

疲れない依頼人が良いです。

わがままな人の依頼を私は、
引き受けないことにしました。

 

私も、もう面倒な人の仕事を引き受けることは嫌です。

 

目が疲れる、老眼になる

老眼鏡

よく言うことですが、
中年以降になると
近くの物がよく見えなくなってきます。

老眼になると、近くの物が見えないし、
小さい字が見えにくくなりイライラしてきます。

老眼鏡をかけることが面倒で、

遠近両用も慣れるまでうっとうしくて嫌です。

夕方の暗い時間になると、
細かいことや小さいものが見づらく、
手作業をすることが嫌になってきます。

そして肩こりとか頭痛になり、
目の周りの疲れも出てきて
領収書の整理などの事務処理をしたり、
説明書を読むことが苦痛に感じてきます。

トラックの運転をすることも
夜は危なく感じることもあるでしょう。

目の疲れや、目の老化も仕事をする上で支障になります。

 

 

神経を使うと 疲れる

肩こり

歳を取っても 肉体の疲れは
作業に慣れたり良く寝たりすれば
ある程度の回復はできるようです。

しかし、精神的な疲労はなかなか取れません

嫌な依頼人の仕事は、いつになっても慣れません。

嫌なことがあったりすると、
そのことでかなり神経を使い
疲れ果ててしまいます。

 

仕事をした後、
ねぎられたり
途中まで仕事をしたのにキャンセルされたりすると
もう頭に来ます。

 

嫌な顧客を相手にしていると、大変疲れます。

 

 

若い時なら、怒鳴り飛ばせた人でも、
歳を取ったらそんな気力はありません。

「そんな人に、これ以上かかわらない方がいい」
と思えるようになれます。

 

 

私の依頼人の方々も、
同じように色々悩んで神経を使っているようです。

・機械が壊れてまたお金が出るとか
・材料代が値上げして儲けが出ない
・従業員も高齢になってどうしようか?
なんて不安なことをいつも考えているようです。

「もう神経使って、疲れ果ててしまいますよ」

「こんなんじゃ病気になっちゃうよ、
病気になったら仕事できなくなっちゃうしなあ」

こんな不安や心配事が
ストレスになってしまい精神が疲れてくるのです。

 

こんな感じで、自分の事業に疲れてくると
中高年以降の経営者の中には、
「もうそろそろ、辞めようかなあ・・・」
これ以上何かあったら、もう辞めようかなあ
なんてことを言い始め、
辞めるきっかけを探し始める人も出てくるのです。

 

そんな時に問題が起こると
「もう辞めよう」と決断する経営者もいます。

皆ギリギリで仕事をしているのです。

売上の減少や、得意先の不払いや
言われなきクレーム、
従業員の高齢化、
材料や経費の値上がりに苦しんでいます。

働く人みんなが、
お金のことや、人のことで神経を使っています。

 

自営業者は、ほんと、みんな疲れていますよ。

 

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廃業を考える時
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