後継者を探して、引退後は指導者として事業にたずさわればいい!

後継者がいれば、指導者として次の目標ができます。

歳を取ると 仕事が面倒になる

商売も長くやっていると
やる気がうせてしまう時もあります。

中高年になってくると
体もぐんと疲れてくる感じになる時もあり、
「年だなあ、無理はできないなあ」
と思う時があります。

そんな年齢を 感じるようになる時があります。

 

そして、50代になって精神的に追い込まれてくると、
「もう面倒な客や、変な依頼は、受けたくないなあ」
なんてことも思うようになってきます。

きっと、もっと高齢になってくると
金銭的なことや、
営業をすることなども嫌になり、
自分で作業することさえも
面倒になってくる場合があるのかもしれません。

 

人には寿命がありますし、年齢を重ねることにより、
今までスムーズにやれたことでも、
負担に感じることになるのかもしれません。

 

白黒写真 海を見る男

 

会社には経験や能力に応じた役割がある筈

会社には、技能や経験社員がいます

能力に応じた社員や、
年齢に応じた役割分担が、暗黙の了解であります。

 

会社には色々な業務をする社員がいます。
・仕事の準備や道具の片づけをする見習社員
・電話応対は、手が空いている人、
・問題が起きた時の対処ができる人、
・力仕事や残業などは中堅社員ができます。
・営業社員もいれば、お金の管理をする事務員もいます。

 

そして、長年仕事をして技能も経験もある人は、
業務全般を仕切ることができます。

後輩たちの指導や、
困った時の相談、
問題解決もできるようになります。

年齢がいくと体力よりも、
経験値を生かした職務が合うようになります。

 

しかし、今の経営者は、人手もないし、売上もないので
人を雇えません。
なんでもかんでも、
全部一人でやらなければならないのです。

 

中年になっても、ペコペコと頭を下げ続け、
仕事をもらいに営業に行き続けなければなりません。

作業ばかりしているわけにもいかず、
営業もしたり、集金業務もして、
帳簿も付けて、事務所の掃除もするし、
来客の相手もしなければなりません。

何でもかんでも
いつまでも自分一人でやらなければならないのです。

疲れます。

 

高齢になったら 後継者を育てる仕事がいい

野球、審判

プロ野球の選手も、年齢を重ねて行くと
引退を考えるようになるようです。

スポーツの選手は、
選手として引退した後の
仕事への係わり方を変える時が来ます。

能力や経験に応じ、
選手からコーチになるでしょう。

 

しかし、問題は選手を引退した後、
コーチと言う職業があるのか?ないのか?です。

コーチの仕事に空きがなければ、
引退したら、他の仕事を考えなければなりません。

 

さらに、雇ってくれる野球チームが
あるか、ないかも重要なところです。

 

自営業者の場合、自分が辞めてしまうと、
後継者がいなければ、廃業になってしまいます。
野球チームがなくなることになるので、
コーチの仕事は当然にありません。

 

「ああ、自分が辞めたら この仕事も終わりか? 」
「今までやって来たことを 誰にも教えないで
自分の代で終わるのか・・・」
と思うと寂しくなってきます

 

この作業の方法、この技術を、誰かに伝えたい
「自分の顧客や取引先・外注などの人脈も、
かに引き継いで欲しい
と、思う経営者もいます。

 

 

先がないと思うと、仕事のやる気がなくなる

経営者は、高齢になり、後継者もいない場合には
もう何年も、この仕事をやらないだろう」と感じ、
自分の仕事に将来がないと思うと、

新しいことをやることが、
嫌になってくる場合があります。

新規の取引先も増やしたくないでしょう

従業員だって、パートだって、雇えなくなります。
新しい技術を覚えることにもためらいを感じます。

この先がないと思うと破棄がうせ、
健康面もよくない気がします。

 

将来がないとか、終わりが見えるとか
将来に明るさがないことは、
精神的、肉体的にもよくないと思います。

 

引退後の お金の心配

事業主の引退には、
廃業したら、どうやって生活していこう
という不安もあります。

仕事の問題の他、お金の心配もあります。

 

お金がないと生きていけませんから、
お金のことは誰でも心配です。

今の仕事をやめた後、働きに行こうか?とも思います。

長年やって来た仕事と同じ業種で勤めることができれば、
仕事はやりやすいし、
自分の技術を
次の世代に伝えられるのでこれは嬉しいです。

でも、あまりに高齢になると雇ってくれる人はいません。

高齢者になる前に、再就職先を探す必要があります。

 

 

やっぱり自分の事業がいい

高齢になり、次のお金のことを考えると、
早めに、次の自分の仕事のことや、
生活費の取り方を 考えておく方がいいような気がします。

高齢になる前に、自分の事業の展開または、
廃業した後の収入の取り方を考えなければなりません。

または、事業の承継を考えると良い場合もあります。

 

高齢になって動けなくなる前に、
歳を取った時の生活費のことを考えておく必要があります。

 

お金を持った人

 

承継者を探して教えることも生きがい

承継者を探して 事業を承継することを決めれば、
仕事を教えることが
楽しくなるのではないでしょうか。

人はいつまでたっても、
必要とされたり、やるべきことがあったりすると
生き生きとして生きられると思います。

何歳になっても、目標がある人生の方がいいです。

誰か後継者を見つけ、
事業の承継をした場合には引退した後も、
ある程度、その経営にかかわって行くことに
なるかもしれません。

自分がやって来た事業を、
誰かにやってもらえることは喜べることだと思います。

 

次へ

 

自分の事業はまだ先がある

自分の事業は、やり方さえうまくやれば、
将来もまだやっていける
顧客もいるし、利益だってきちんとでる。

そう思うなら、
誰か承継者を探しても良いと思います。

 

承継してくれる人が
なかなか見つからないかもしれませんが、
自分の事業の後を
誰かに次いで欲しいと探していれば、
毎日の仕事もやりがいが出てきます。

 

継いでくれる人がいないと思って
毎日を過ごしているのと、

後継者がいると思って過ごしているのとでは、
毎日の張りが違ってきます。

 

これを伝えよう、と思って働き続ける方が
充実した人生になれるような気がします。

 

血縁に後継者がいないなら、
他人でも事業を継いでくれる人を
探すことも選択の一つだと思います。

 

 

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廃業を考える時
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