バイトに断られる
個人企業の経営者は、
従業員や アルバイトを募集しても
働き手が来ないと言います。
職安に募集を出しても、
問題があるような困った人しか 面接に来ない、
やっと来たかと思っても、
すぐに辞めちゃうということも聞きます。
しかし、私の知人の勤労者の中には、
「働き先がない」という人もいます。
良さそうな仕事先が、やっと見つかったと思って
面接に行ったのだけど、
「あんなところでなんか働けない」
と言う人もいます。
経営者は、
「うちの仕事はきついから、うちの時給じゃ、
誰も働きたがらないんだろう」
と言います。
「時給が1,000円を超えている時代だから
うちのような所じゃ
1,200円出さないとこないかもなあ」
「いやあ、それでも無理だろうなあ?」なんて、
給与面のことだけが問題だ
と思っている経営者もいます。
それに対して仕事を探している人は
働きたくないよ」
という場合もあります。
雇用側と求職者とでは意見が異なります。
働き手を求めている事業者も、
働き先を探している勤労者も
たくさんいると思うのですが、
なかなかうまく合わないようです。
その問題点は、
労働環境、労働条件なのかもしれません。
雇う側は、給与面だけでなく、
自分の事業所の労働環境を働きやすいように
考えると良いかもしれません。
募集をかけても来ない理由や
すぐに辞めてしまう理由をよく考えるべきです。
会計業務を辞めたくなる経営者
私は小規模事業者の方の
会計事務を委託されて働いていますが、
「こんな奴の仕事なんかやりたくない」
と思わせる経営者はよくいます。
私が、アドバイスをしても言い返すし、
改善した方がいいということを言っても、
即「そんなのできないだがね!」と反論します。
何かを教えても、
「そんなことないだがねぇ!」
「違うだがねぇ!」
と栃木弁や群馬弁で
言い返してばかりの経営者もいます。
会計顧問をしている私ですら
はっきり言って
「あんたのような文句ばかり言っている人の仕事なんか、
すぐにでも辞めたいよ。
お金に困らなかったらとっくにやめてるよ」
と思わせる経営者もいます。
バイトが長続きしない理由:あんたが嫌い
小規模事業者の所で働く場合には、
一日中ずっとその経営者、
その奥さんや家族と一緒に
作業をすることになります。
バイトさん達は、雇ってくれる人、
お金を払ってくれる人には、逆らえません。
旦那さん「お前 威張りすぎ」
奥さん「あんた 嫌み言いすぎ」と言いたいです。
でも、雇用主に意見は言えません。
威張られても、嫌な言い方をされても、
嫌みなことを言われても、
我慢しなければならないんです。
しかも一日中。
そんな嫌な経営者の所でなんか、
誰だって働きたくありません。
そんな嫌な夫婦と一緒にはいたくありません。
嫌な人柄の経営者夫婦には、雇われたくないんです。
それを理解していない経営者が多い気がします。
従業員を募集して面接しても、断られる場合や、
雇ってもすぐに辞められてしまうのは
経営者、その家族の
人柄に問題がある場合もあると思います。
人と上手に話しができない、
相手の意見を聞き入れない人
何を言っても、自分が話すことについて、
「そんなことない」
「それ違うだろう」
「あんたの言うこと信じられない」
と否定ばかりする人を、好きになれないでしょう。
「そんなことないだがねぇ!」
「ちがうだがねぇ!」と
反論ばっかりの人は、私も好きではありません。
先ずは相手の話に、
「そうだね、そういうこともあるんだね」
「あなたも大変だね」と
相手の話を肯定することを考えてみて欲しいです。