儲かっているのに、借金返済や贅沢な生活なのでお金に苦しむ

儲かっていても お金に苦しむのか?

事業を辞める場合に、
儲からないから辞める場合もあります。

事業をやっていても儲からないのでは、
事業をやり続けることはできません。

しかし、「儲からない」ということは
人によって違います。

一人で事業をやっていて
毎月100万円の利益がある場合でも、
人によっては
「儲からない」という人もいるでしょうし
その金額では、経営していけない場合もあります。

月10万円の利益でも、
生活できれば「儲かっている」と
思うかもしれません。

ですから、繁盛していそうな事業所でも、
辞めてしまう場合もあるし、
ボロボロのお店でも、
営業している飲食店もあるのではないでしょうか?

「儲けがある」とか、
「儲けがない」ということは、
その人の感覚で言う場合もあるので、
当てにならないことがあります。

贅沢な生活をしていても、
「儲けがない」という経営者も多いです。

儲かっているのにお金がない

 

借金が多い人(借金返済で苦しい)

売上があり、儲けがたくさんあっても、
借金が多いので、その返済に追われ
苦しんでいる経営者もいます。

事業資金の返済は、経費になりません。
手もとにお金が残りません。

これでは、商売が繁盛していても、
仕事がうまくいっているとは言えません。
経営に成功しているとも言えません。

100万円の儲けを出しても、
100万円の返済をしていては、全然よくありません。
こういう場合でも、決算上は
儲かっている(利益が出ている)といいます。

儲かっているから返済ができるのですが、
借金が多い経営者は、
儲かっていても、
「儲かっていない」というのです。

 

そして、10万円しか儲けがでなくても
借金が全くなく、儲けの10万円すべてが
自分のものになるのなら、まだその方がましです。

でも、月10万円の儲けでは
生活ができませんから、
これも事業がうまくいっているとは言えないでしょう。

「納得できる儲け」は人によって違います。

 

贅沢な生活

月100万円以上の生活費がとれても
生活してくのがやっと、
お金が全然足りないという人もいます。

月100万円位だと、住民税も、社会保険料も
かなりの金額になります。

そして、そういう人は、いい家に住んでいます。
高級車にも乗っています。
住宅ローンがかなりの金額になる場合もあります。

自動車も維持費のかかる高級外車や
高級なミニバンに乗るので、
車代もかかります。

さらに犬もたくさん飼います。
犬にかかる費用も結構します。

お金持ちの人との交流も多く、
交際費にもお金がかかっています。

こんなことで、収入がたくさんあっても、
「お金がない。お金がない」と苦しんでいる人もいます。

お金は、なければ苦しいのは当たり前ですが、
あっても苦しくなる場合もあります。

事業には、上昇期衰退期があります。
良い時に、お金を貯められるようにし、
衰退期にも耐えられるような状態にするべきです。

上手なお金の使い方ができるようでないと、
衰退期に暮らしていけなくなります。

繁盛期や忙しい時には、
衰退期が来ることが、頭の隅にはあったとしても、
日頃のストレスや 売上があることにより、
高い買い物もしてしまうものなんでしょう。

それが積み重なったり、
習慣化して、贅沢な暮らしになれてしまい、
売上が下がっても、
贅沢な暮らしが辞められない人
になってしまうのかもしれません。

お金の使い方は大変難しいです。

 

スポンサーリンク
廃業を考える時
error: Content is protected !!