消費税の増税で売上減少
会社の売上の減少の理由が、
10%への消費税の増税が原因かもしれません。
物は2%上がっていますから、
給与が上がらないのでは、
今まで通りに買うことができなくなりました。
2018年、2019年は、
大企業の社員のリストラの話が出始めていましたが、
そんな時に、政府はどうして消費税をあげたのかと
不思議でした。
景気が悪くなりつつあることがわかっているのに、
消費税を上げたら、物の値段が上がってしまい
もっと売れなくなってしまうことは明らかです。
消費税を上げたら、
企業の売上は、下がることが予想できます。
増税により、今まで通りには、
外食することも、家電製品を買うこともできません。
10%は物価高感が強い
8%から10%への増額は、
たった2%だと思いますが、
値札が1080円だったものが、
1100円になったものを見ると、
ずいぶん感覚は違います。
物が、高くなったと思うと、購買意欲は薄らぎます。
そんなことでは
お店の売上も下がるような気がします。
増税で、経営が苦しい、生活が苦しい
企業は売上が下がれば、色々な面で節約するはずです。
顧客との商談などの飲食代、
贈答品などにかける接待交際費も
下げるのではないでしょうか。
社員に対する福利厚生費も 抑えるようになります。
会社も使うお金を減らすことになるでしょう。
売上が下がった会社に勤めている従業員の給与は
下がります。企業の利益が減れば、ボーナスも減るでしょう。
収入が減ってしまうので会社員の方も、
生活費を減らさざるを得ません。
消費税の増税分 値下げして売る
今までと同じ販売価額にするには、
2%分の販売価額を下げなければなりません。
売上を2%下げても、
仕入代や諸経費は2%あがっていますから、
今まで通りの利益を上げるには、
2%下げた分もっと売らなければならなくなります。
消費動向が下向きなのに、値下げしても、
そんなに売れるものではないかもしれませんが、
値下げしなければ、
買ってもらえませんし、注文は減ってしまいます。
消費税の増税により、物は売れなくなり、
給与は下がるから、会社員はもっと買えなくなる、
その為、会社はさらに売上が下がる、
こんな負のスパイラル
になってしまうのではないでしょうか?
今後、さらに景気が悪くなることが予想されますから、
設備投資、従業員の募集など大
金が掛かることをこれからする場合には、
先のことをよく考えてからするべきです。
納税できない、消費税が支払えない!
事業者が税務申告で納める消費税の納税額も
2%分増えることになります。
80万円納税していた事業者は、
100万円になってしまうかもしれません。
申告の時期に、重税感を感じます。
随分税金が上がったと感じるでしょう。
「そんなに消費税を払うお金がないよ!支払えないよ!」
と多くの事業者が 納税の時に不満を言います。
でも、お客さんから預かった消費税ですから、
納税の負担は事業者がしたものではありません。
支払う財源がないわけではない筈ですが、
使ってしまうようです。
経営状態が悪くなれば、使ってしまいます。
2%の増税により、納税が困難になる事業者も
今後もっと出てくると思われます。
納税する消費税が 高くなりましたので、
支払えない事業者も 増えてしまうかもしれません。
申告時期に消費税が支払えるように、
お金の管理をしなければなりません。