転職や廃業した後の仕事は?:辞めた後も重要
事業を辞めても、
生きて行かなければなりませんから、
その後も 何か仕事をしなければなりません。
今の事業を辞めたら、
どんな仕事をすればいいのでしょうか?
どんな仕事が出来るでしょうか?
事業を辞めることは、
事業主が辞めようと思えば すぐにできます。
しかし、辞めた後の収入のことを
よく考えてからでないと 廃業することはできません。
とても求人が少ないのでびっくりします。
求人誌の厚さが以前とは違います。
やりたい仕事は、求人誌を見ても
見つけられませんかもしれませんが、
それでも 求人の募集がたくさんあれば、
ヤバくなったら
なんか仕事があるだろうと考えられます。
それで安心していた自営業者は
いるのではないでしょうか?
次の仕事のことを早めに準備
自営業者は、売上が減っても、何とかすれば
自分の事業で稼げると思っているので、
あまり他の仕事のことに、関心がないかもしれません。
会社員の場合には、
転職、就職の厳しさを知っている人が多いので、
今の会社を辞めたら、
次の仕事を探すことはとても大変だ
という危機感を持っています。
ですから、サービス残業させられても、
年下の上司にタメ口で命令されても
我慢してこらえて働いています。
もし、今の事業を辞めたら、
・どんな仕事が出来るのか?
・どんな職種があるのか?
・給与はいくらか?、
・自分の年齢も考えて
バイトでも雇ってくれる会社があるのか?
を見ておくといいです。
いかに自分が出来そうな仕事がないかが、
わかると思います。
「この事業がダメになったら、自分には他に仕事がない」
ということに、早く気づかなければいけません。
もし、他にできそうな仕事があって
雇ってくれそうな会社がいくつかあるようなら、
まだいいですが、
雇ってくれる会社は少ないです。まして、今まで自分の思い通りに
仕事をしてきた自営業者の人は、
50歳を超えて、
人に使われることができるでしょうか?
預金があるうちに、次の仕事の準備
お客さんが来なくなって、
依頼がなくなって、
売上がなくなって、・・・
収入がなくなってしまったら、
仕入の支払いも、経費の支払いも
出来なくなってしまいます。
そうなる前に、何とか売上を上げることを
考えなければならないのですが、
考えても 行動しても、売上が増やせなければ
廃業するしかありません。
お金が無くなってから廃業するのでは、
遅すぎます。
支払いができる資金があるうちでないと
辞めることが大変すぎます。
どうしようもなくなってから、
廃業するようなことになったら
多くの人に迷惑をかけてしまうことにもなります。
銀行に対する事業の借金、材料代の未払い金、
外注への未払金、経費の未払いがいくらあるのか、
どうやって返すのかを考えなければなりません。
廃業を考える場合には、
次の仕事や、未払金の返済の資金も
考えておかなければなりません。
雇ってくれる会社探しは辛い
50、60過ぎて廃業する人は、職安などで
働き先を見つけてバイトをしている人もいました。
大きな工場の期間従業員になっている人、
知合いの会社に勤務することになる人もいます。
会社員の方でも、立派な人でも、男でも女でも、
50,60になって 仕事探しをすることは大変です。
募集している会社を探すこと、
できるかどうかを考えること、面接に行くことは、
そうとうなストレスです。
面接に行っても採用されないととても悔しいです。
辛いです。
次の仕事を見つけないと持ちません。
早めの行動が必要です。
一人で考え込まないで、
誰かに相談した方がいい場合もあります。