工場はなくなり、仕事もなくなる:自分が作れる物で副業

町工場がなくなる

町工場は、どんどんなくなっていると思います。
栃木県にも、群馬県にも
縫製・繊維工場はたくさんありましたが、
かなりなくなってきました。

従業員が、何人もいた繊維・縫製工場も、
依頼が減り続けてきたようで
従業員を減らしながらも
なんとかやってきたのですが、
もう限界はきています。

私の活動している地域の繊維・縫製工場は
かなり少なくなりました。

そして、それらの外注先の個人業者も
高齢化によって、辞めて行きました。

金属加工しているような工場も、
何かの部品を作っていた小さな工場も
どんどん辞めてしまいました。

 

工場を辞めてしまうのは、
経営者が高齢化した為に辞めるとか、
外注先がやめてしまったとか、
従業員が高齢化したから辞めた
という話もあるのですが、

もとは、注文がないから売上がなくて
辞めてしまうのだと思います。

 

今の日本は、零細工場小規模工場が、
経営し続けられる環境ではないような気もします。

 

・色々な製造の仕事は、
外国に行ってしまったので、
国内の仕事がなくなってしまったのでしょうか?

・外国なみの料金にしないと
仕事を受けられないのでしょうか?

町工場では、大手企業からの依頼は、
かなり値段を下げられてしています

これ以上の価格競争に
個人工場はついていけません。

今の状態でも値段が合わないのに、
これ以上の値下げを要求されたら
もうできなくなります。

それに、急に製品を作れと言われても、
人員がいないので
小さい工場では対応できません。

これらを断ると
その後依頼が来なくなってしまうこともあります。

 

そんなこともあり
町工場は経営ができなくなっています。

それでも、自分には工業の仕事以外に
やれる仕事がないのなら、
売上が今よりも、
少なくても、自分一人だけでも、
続けられる限り、
工場仕事をしなければならないのです。

工場仕事も、一人でも、小さくても、
やれるなら、やれることだけをやるべきです。

簡単に廃業するべきでは ないかもしれません。

 

製造の副業

人で製造工場の副業

縫製会社では忙しい時に、
パートさんを頼んで
ミシン仕事をしてもらっていました。

しかし、仕事が減ってしまったので、
辞めてもらいます。

ところが、その後、時々急な依頼や
一時的に仕事が たくさんくることがあります。

するとまた、パートさんを頼む必要が出てきます。

そんなに自分の都合で、
雇ったり、
辞めてもらったりすることもできません。

その為パートさんの中で、
融通の利く人に、
外注として働いてもらう場合があります。

工場用ミシンを、
外注になってくれる人に預けて、
注文がある時に、仕事をしてもらうことがあります。

これが続いたり、注文が増えてくると、
その人の収入は増えていきます。

さらに自分で、
他の縫製工場からも依頼を取るようにすれば
工場のようになります。

その仕事がたくさん増えてくると、
パートだった人も
小さな縫製工場の経営者になります。

その人も、知合いの主婦などを
パートに頼んだりするようになるかもしれません。

こんなにうまい具合になることは
今はないでしょうが、
昔は、こうやって
縫製工場になっていったのでしょう。

 

でも、工場ミシンがあって、
自分で作業ができて、注文を受けたり、
製品を納めたりしていたのですから、
その工場から依頼が来なくなっても、
他の縫製工場や、洋品店から依頼があれば
いつでも稼ぐことができます

 

そういう体制を整えておけるようにすることは、
いいのではないでしょうか?

こんな感じの
一人工場でも、副業でも
生活の足しにはなるでしょう。

 

自分で稼げる副業はないか?

景気が悪くなり、
どんな会社に勤めていても
安心できない時代になると、
会社員生活も、不安になっていきます。

どうにかして、
自分でもお金を稼ぐ方法を考えないと不安です。

特技を持って、
それで いつでも転職できる状態にしたり、
その特技で、副業でもいいから、
自分で稼げるような状態にしておいた方がいいです。

衣類やミシン仕事に限らず、
自分一人でも、モノを作って稼ぐことを
考えると良いと思います。

 

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