個人事業は一人で:個人業や家族会社では、従業員は雇えない

従業員を募集しても 応募がない

個人事業者の方や小規模な会社を
経営している人は、
従業員でも、バイトでも
募集しても来ない という悩みをかかえています。

会社の建物のどこかに「バイト募集」
と張り紙をしている所もあると思いますが、
そんなことをしても、全然人が来ないのです。

現在働いてくれている従業員も高齢になって、
いつ辞められてもおかしくありません

個人事業所においては、
70代でも働いてくれる従業員さんは普通にいます。

60代で定年退職した人でもいいし、
主婦で、週に何回しか働けない人でも
働きに来て欲しいのです。

事業者は自分一人だけで

 

時給は 大手企業並みには 払えない

定年退職したら、もう働かない
といっているのは、
大手企業に勤めていた
厚生年金がたくさんもらえる人でしょう。

そんな裕福がある人は、60歳位になってから、
労働環境の良くない個人会社で働こうとは
思っていません。

夫の給与だけでも生活していける主婦だって、
楽しい仕事や衛生的な会社でないと
働きたくないでしょう。

これらの人たちは、
無理して働かなくても 生活には困りません

すると、個人事業や
家族会社で働いてくれるような人は
限られてしまいます。

多くの人に働いてもらおうと考えると、
大手企業のようにきれいで立派な建物で、
給与もたくさん払い、
有給休暇をしっかりと与え、
立派な制服も上げるなど
労働環境を良くしなければならないような気がします。

 

そんなこと、個人企業や個人会社では
できないでしょう。

個人企業や個人会社では、
時給も\1,000円払うことだって
そうとう大変なことです。

ボーナスだって払えないし、
社会保険料や
厚生年金の保険料を負担することだってムリです。

 

個人事業は 一人でやる

売上が少ない個人事業者や
利益が少ない個人会社において、
従業員を雇うことは
現在相当な負担になっています。

従業員を募集しても
全然来ないこれらの事業者は、
これから仕事量減らさなければならなくなります

売上が下がってしまいますから、
生産や販売計画は
もっと縮小しなければならなくなるでしょう。

従業員の人数がある程度いないと
工場やお店がやっていけない場合もありますので、
廃業も考えさせられてしまいます。

法律で、最低時給を上げられたり、
労働時間を短縮されたりすると、
小規模事業者
廃業することになってしまうかもしれません。

大企業でも経営が苦しくなるのですから、
それよりも小さい資金力のない会社では、
これからも、
従業員を雇うことは難しいかもしれません。

 

従業員の労働環境がいいことは、
働く人にとっては大変いいことです。

しかし、それによって
小さい企業がなくなっていくことにもなるので、
多くの人にとっては
そんなにいい事ばかりでもない気がします。

企業に厳しい労働条件ですが、
大企業も、個人事業者も同じにするのでなく、
事業規模に応じた規定にしてくれれば
いいような気がします。

これでは、小さい事業者は人を雇うな
と言われているようです。

自分で事業を始める場合には、
従業員は雇えない、一人で事業はするもの
と、考えた方がいいです。

 

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一人事業者
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