アパート経営者も不況は不安。家賃の滞納、行方不明が増える

不況で、家賃滞納された場合

アパート経営をしていると
家賃の滞納も よくある困り事です。
入居者には、
いつも きちんと払ってくれる人もいれば、
いつも遅れがちな人もいます。

契約の時に
一応人物チェックはするでしょうが、
支払いを、きちんとしてくれそうな人かどうかは
その時点で、わからないことがあります。

でも、それは当たり前のことかもしれません。
最初から、この人滞納しそうだ
と思ったら貸さないでしょう。

アパート経営者は契約の段階で、
「この人なら、きちんと払ってくれそうだ」
と思うから、借家契約をすると思います。

滞納された場合でも、
日頃、きちんと支払ってくれていた借家人の場合には、
家賃の滞納よりも、
どうしたのかとその人のことが心配になります。
体調を壊してしまって働けなかったのか、
仕事に問題が起こってしまったのか
と気がかりになるでしょう。
事情によっては、
考えて上げなければなりません。

しかし、日頃から支払いが遅れるような人だと、
いい加減にいやになると思います。
もう契約を解除して、
部屋を明け渡して欲しいと思うでしょう。

借りていた人が、行方不明

2か月3か月と 家賃がたまってしまうと、
払ってもらえないのではないか
と不安になります。

遅れ遅れでも、
少しだけでもいいから払ってくれれば
まだいいかもしれませんが、
それでも 結局 家賃がたまってしまいます

最終的に、保証人や 家族が
払ってくれる場合もありますが、
踏み倒されてしまう場合もあります。

貯まった家賃の催促に行っても、
いつもいなくて、留守の日が続いた場合、
ずっと帰ってこなくなる場合もあります。

勤め先に電話連絡しても、
会社を辞めてしまっている場合もあるので、
連絡が取れなくなってしまうこともあります。
借家人が地元の人の場合には、
その人の知人に行方を聞いて調べれば
連絡がつく場合もあります。

家賃が滞納されて、行方不明になると
アパート経営者は大変困ります。

そんな場合でも、
鍵をあけて部屋に入れば不法侵入になってしまうので、
そんなことは今はできません。

不況になると、
そういう滞納が増えてしまいます。

アパート経営 家賃滞納

 

アパート経営者も大変

保証人がいないと
家賃滞納や 行方不明になった時に困ります。

本人が支払ってくれない場合や、
行方不明の場合には保証人に支払いを催促します。

保証人が、親で高齢者の場合には、
不払いの家賃を請求しても
払ってもらえない場合もあります。
その保証人が高齢者の場合には
健康上の問題もあるので、
あまり強く言えないこともあると思います。

 

借家人も仕事があれば
家賃を払ってくれるのですが、
家賃が払えなくなる人は、
仕事がうまくいっていない人が多いです。

その人に問題があって
辞めさせられたりしてしまう場合もあるでしょう、
また、その人も悪い人ではないのでしょうが、
なぜか仕事が続かないとか、
せっかく長く勤めていた会社を、
なぜか急に辞めてしまって、
その後仕事がみつからない場合もあるようなのです。

 

仕事がなくてお金に困っている借家人に対して、
気の弱い大家さんだと
強く請求を言えない場合もあります。

社会から 仕事が減ってきて、
人員整理が多くなってくると
家賃が払えなくなる借家人や
家賃がもらえなくなる大家さんが
増えてきてしまいます。

 

私は、アパート経営者の相談も受けていますが、
どうやって回収したらいいものかと
考え込んでしまいます。
滞納額の確認書を書いてもらったり、
返済計画案を考えたりしています。

 

不況で仕事がない、家賃が払えない

景気が後退したとか、失業率が増えたとかで、
不況になってくると、
家賃の滞納問題も増えてきます。

仕事がなくなり、家賃を滞納してしまうと、
住む家もなくなってしまうので、
みんな他人ごとではありません。

店舗を借りて事業をやっている人で、
住まいもアパートを借りている場合には、
商売がうまくいかなくなると
店舗の家賃も、住まいの家賃も
払えなくなってしまうのです。

そして、それぞれに貸している人がいますから、
その人たちも、
家賃収入が入らなくなってしまうかもしれないのです。

不況になってくると
家賃の滞納問題も増え、多くの人が困ってしまいます。

 

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