事業承継と事業の譲渡:中古事業所で起業と廃業を考える

廃業する経営者

会社員が嫌になったので、
自分で事業を始めてみようかと考えている人や、
いつか、自分で事業を始めたい
と思っている人がいると思います。

そんな人は、新規に自分で 事業を始めるのではなく
廃業を考えている事業所(会社や個人事業)を、
引き継ぐことを 考えてみてはいかがでしょうか?

バブル崩壊後、
随分長い期間、廃業している事業者がいましたが、
まだ、これからも 廃業をする事業者がいるようです。

仕事があるのに、事業を辞めてしまうのは、
いくつかの理由がありますが、
その事業を 継ぐ人がいないことがあげられます。

経営者に子供がいない場合や、
子供がいても、その子供が会社員をやっている為に、
跡をつぐ経営者がいない事業所もあります。

また、その事業所に従業員がいても、
その従業員達が、
自分が後を継いで 経営者になろう
としない場合もあります。

経営は大変なので、やりたがらない人もいます。
「従業員の方があっている、気楽だ」
と思う人も普通にいます。

その為、その事業所に子供がいる場合や
従業員がいる場合でも後継者がいないので、
廃業を考えている経営者も少なくないようです。

私の担当してきた事業所も、そんなところは多いです。
まだ稼げるのにまだ仕事があるのに
経営者が高齢になり、
廃業をしてしまう場合があります。

そんな事業所では、
そこの顧客も外注も困っています。

もし事業をやってみたい という気があるならば、
そういう他人が、やっていた事業所を
継いでみてはいかがでしょうか?

経営出できるのに、廃業をする事業所の
業種は大変多いです。
かなり多くの職種がありますので、
自分がやりたい職業がみつかるかもしれません。

そして、資本金が掛かるような
大きな施設を要する会社もありますが、
小資本の会社個人事業者もいます。

既存の事業所を継いで、自分で事業を始める方が、
新規に始めるよりも楽なこともあります。
既存の顧客がいますので、
新規顧客を開拓しないで済みます。

問題点もあるでしょうが、
どんな中古事業所があるのか調べてみるといいです。

ネットで事業承継で検索すれば、わかります。
すでに事業をやっている人でも、
廃業する会社を、自分の事業に加えることが
できるかもしれません。

 

廃業する人、事業を承継する人

事業承継は、雇用借金の問題もありますから、
引継ぎは、慎重に判断するべきです。

その為、時間をかけて どうするか決めるといいです。
廃業を考えている人にも 事情がありますから、
早く決めて欲しいと迫られますが、
単に契約を急がせることが
目的でない場合もあります。

急ぐのは、返済や従業員の雇用のことがあるので
仕方がない場合もあります。

私は一人でやっているので、
小規模な事業所の事業承継の場合には、
相談にのますが、
大規模な会社の事業承継には乗れません。

ぜならば、大きな会社は、
複雑な権利義務関係があったり、
資金面の問題があったりするので、
色々調べたり考えたりしなければならないからです。

規模が大きなもの、大金がかかるものについては、
何人かの専門家の知識が必要になり、
時間もかかります。

事業経験のない人が、
事業承継をする場合には、
小規模な事業所や
少額資金で済むものの方がいいです。

そして、自分の方にも、
専門家を付けるといいです。

廃業しようか、事業を誰かに引き渡そうか
と考えている経営者の場合にも
考えなければならない問題点はあります。

 

事業承継について、引き渡す方でも引く継ぐ方でも
興味がある方は、読んでみてください。

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