借金に疲れ果てる
事業者は、何らかの借金をしている場合が多いです。
事業を始める為にした借金、
土地や建物を建てる為の借金、
借りた店舗の内装工事の為の借金、
工場においては
機械設備の為の借金などがあります。
このような借金は金額が多く、
返済期間も長期になります。
また、一時的に経営資金が足りなくなった時に、
短期返済の借入をする場合もあります。
それは、材料の仕入の支払いの為、
従業員の賞与を支払う為などです。
その資金がないので
銀行から借入れる場合があります。
事業をして、働いて、
これらの返済をし続けなければなりません。
事業をするのは、
生活費や好きな物を買う為のお金を得る為です。
でも返済ばかりしていると、
借金を返す為に働いているような気持に
なってしまう時があると思います。
自分のお金を得る為に事業をしている筈ですが、
借金を払う為に事業をやっているように
思えてきてしまいます。
「自分の手もとに全然残らない!」
「何の為に、事業やってんだ?
こんなに苦労して仕事取って来て、作業して、
やっと代金回収できたと思ったら、
銀行に返済しなければならない。
さらに、税金も取られるなんて馬鹿みたいだ」
借入と返済の繰り返しに疲れる
夫婦や家族、数人のパート社員だけでやっているような
小規模な会社は、
いつも資金的に困っている状態になりがちです。
借金と返済を 繰り返していることが多いです。
経営者夫婦は、それに疲れ果てています。
その他にも、買掛金、燃料などの未払金も
絶対的にあります。
毎月の返済を
常に頭に入れておかなければなりません。
また、得意先の売上入金が遅れることがあると、
返済や支払いができなくなるのです。
その為、売上代金の回収も
キチンと管理していなければなりません
さらに得意先の経営状態にも
目を配らなければならないので神経が疲れます。
売上代金が回収できなくなったら
とんでもないことになってしまいます。
余剰資金があれば、すこしは安心できますが、
余分なお金は全然ないので、
なんて言ってきただけでも、
「そりゃ困ります。こっちにも支払いがあるんで・・・」
大変不安になり、遅れられたらとても困ります。
多くの小規模事業主が、
ギリギリでお金を回している状態だと思います。
借金して続けるか?廃業するか?
機械が壊れ、
買換えなければならない場合があります。
経営資金が足りなくなる場合もあります。
今後、何らかの借金をすることが起こると思います。
経営者が歳を取ったと感じた場合や、
今後の経営状態、社会情勢を考えた場合、
先行きの
日本の小規模事業者を取り巻く環境を考えると、
借金をすることが怖い。
返済できるだろうか?と
考え込んでしまうことでしょう。
今までは、
「事業やっていたら、借金があるのは当たり前」
と言っていた、強気な経営者でも
「こんなに借金して返済できるものか」と、
弱腰になってしまっています。
「借りては返すの繰り返し」は疲弊します。
「今までの様に 返済することが出来るのだろうか?」
「それにもう「借りては返す」ことに、疲れた」
という経営者も多いです。
そんな現在、経営資金が不足すると
「また、借金しなければならない。
でも、借金して続けても
返せなくなったら大変なことになる」
「借金しないで、もう廃業しようか・・・」
「どうしようか?」
と悩むことになりそうです。
◆ 紹介:自営業者の廃業と借入相談
この電子書籍は、
事業資金の借入や
廃業、後継者問題などのことで
困っている方から、相談を受けた時に
私が話していること、考えて欲しいことを
簡単に書いたものです。
(小規模企業が対象です)
経営者の高齢による廃業、
後継者のこと等で悩んでいる方は大変多いです。
また最近は、会社員生活にも
不安を抱かせるような状態になっていますので、
経営者の子供で、会社員をやっていた人が、
会社を辞めて、
親の事業をやることを考える場合もあります。
さらに、娘が継ぐ、娘の夫が継ぐようなこともあります。
関心がある方は読んでいただけたらと思います。
また借入や廃業、後継者に関する電話相談も
受け付けていますので、
宜しかったら当方をご利用ください。
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(辞めても続けても生活できない)