利用していない親の土地、早く処分した方がいいかもしれない

親の資産がお金にならないか?

「仕事がない」「売上がない」「勤務先が危ない」などと
不景気になってくると、
身の回りにお金になるものはないかと、
不要物の処分を考えるようになります。
うちにあるいらない物を売って、
お金に変えようと誰でも考えると思います。

そんなことを色々考えていると、
親の財産についても、
何かお金に換えられる物はないかと
考えることがあるかと思います。

確かに、処分すれば お金になるものを
持っている人は多いと思います。

年配の人は、絵画や瀬戸物などを
持っている人が多い気がします。

高価なもので価値がある」「やがて値が上がる」と思って
変わったものを持っている人がたくさんいます。

しかし、現在の人は、
そんな絵画骨董品には関心がなく、
無駄だと思っていると思います。

親が、価値ある骨董品だって言うから、
何件か買い取り屋に見せに行ったけど、
どこも買い取ってくれないってさ
そんな話をよく聞くと思います。

親が、無駄なものに
たくさんのお金をかけていたのかと思う
と悲しくなります。

 

使っていない土地を売る

 

利用しない土地は処分した方がいいか?

今の年配の方は、ある特定の物を買えば
値上がりすると思っている人が多く、
お金儲けの目的で、なにか物を持っている人が多いです。

相続財産には、定期預金、株、金、の他に、
骨董品や樹木、陶器、絵などの
評価が難しいものもあるのですが、
土地がとても多いです。

30年以上前は、土地は必ず値上がりするもので、
お金儲けの為に土地を買う人がいました。

また、会社などに貸すことも出来て、
地代収入も得られました。
土地はお金になるものでした。

しかし現在、土地は値上がりしないし、
よほどいい場所でない限り
貸地として利用もされないようです。

持っていても収益を生まない土地でも、
多額の固定遺産税がかかってしまいます。

いつまでたっても売れない土地、
利用できない土地では
もっていたらお金が無くなるだけです。

そんな土地は早く処分したいと考える筈です。

それに売ればお金が入ってくるはずですから、
親が土地を持っている人は、
土地を売ろう、そして生活費に充てようと考えます。

 

しかし、父親は所有している土地を、
売りたがらないことがあります。

土地に対する思い入れの気持ちも
わからないでもありません。

本人もわかっていると思うのです。
「売らなければ 固定資産税を毎年払わなければならない、
でも人のものになるのは嫌だ」
と思っています。

子供にせかされて
仕方なく売りに出す人もいるのですが、
やっと売りに出しても、なかなか売れません

不景気になってくると企業も、
出店しようとしないので土地を求めません。

もっと不況になれば
さらに利用してくれる人も、買ってくれる人も
いなくなることでしょう。

高齢化がさらに進み、不景気になっていくと、
土地を売りに出す人が
ますます増えていくかもしれません。

それに土地のような高いものを買える人も
多くないような気がします。

それでは土地は売れないことになります。

私も土地の利用相談をよく受けるのですが、
思うようにならないことが多いです。

利用していない土地は、
早めになんとかしないと いけないものかもしれません。

 

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