売上が下がると、外注をいじめる
消費税の10%増税や、
消費する年代の人口が減少していることなどの様々な理由で、
売上が下がってしまっている会社も
あるのではないでしょうか?
すると、社員に対する給与も
払えなくなってくるかもしれません。
下請け企業が多い大きな会社は、
そんなことにならないようにするために、
仕入先や外注先に対する支払い金額を
減らそうと考えます。
売上が下がっても、他の支払いが減れば、
給与を払うことはできます。
でもあまりにも、外注をたたき過ぎると
外注先がもたなくなります。
小規模企業の廃業には、
そんな下請けいじめにあい続けたことが原因の場合もあります。
利益が取れなくなり、
疲れ果て廃業してしまう下請け工場もあります。
個人事業者や、小規模事業者は
廃業するところが多くなっていますから、
外注先がなくなることは
大企業にとってもダメージになると思います。
仕入れ値がこれ以上安くならない、
下請けの支払いもある程度仕方がないとなってくると、
大きな会社が 次にやることは、
給与の高い社員を辞めさせることです。
自分の会社も、
費用をさげなければ経営できなくなってしまいますから、
リストラは仕方がない事かもしれません。
それでもされる方は辛いです。
次は、給与の高い社員が邪魔になる
若い社員は、経験が少ない、
技術もあまりないかもしれませんが、
会社の為に十分に役に立っているなら、
給与が安いので、
リストラの対象にはなりません。
また、営業マンなどは歩合給なので若くても
契約をたくさん取れれば、給与は高いようです。
売上をもたらせてくる社員は会社には必要な人です。
その為、売上をあげず、給与が高い社員は、
会社にとって必要かどうか考えた時、
邪魔にされるかもしれません。
一般的に年齢が高い人ほど給与が高いので、
年齢が高い人に
辞めてもらいたいような感じです。
特に、大きな会社で働いている人で、
年齢が高い人ほど、
給与が高い傾向にあるようです。
また、給与の金額が高いほど、
会社が負担する
健康保険料と厚生年金保険料が高くなるので、
会社にとっては、福利費の支払いを考えても、
給与が高い人の存在が問題になります。
でも、給与が高くても仕事ができる社員なら
全然問題になりません。
そんな人でも会社にとって
重要な社員なら手放さないでしょう。
それでも売上が下がり続け、
今後も売上の上昇が見込めないと考えたら、
40代後半以降の人又は給与が高い人には
会社はいて欲しくないのかもしれません。
売上が今後下がると予想している大きな会社では、
中高年社員を辞めさせようと
色々考えているように思えます。
会社員は、勤務している会社の売上を
注視した方がいいです。
40代後半以降で、自分の要望に応じた
転職はかなり難しいので、
できるだけ今の会社に残れるなら、
残った方がいいかもしれません。
失業して仕事探しをすることに比べたら
辛くないかもしれません。
2020年以降しばらくの間は、
業種によりますが、
思い通りになる転職は
一般的に難しいような気がします。