高齢化 人手不足 増税 洪水…今度はウイルスで廃業だ 

人件費の高騰、人出不足で廃業か?

消費税を8%から10%にあげるなんて
やるわけないだろう」と普通の人は思っていたでしょう。
2019年に入ってからも、人手不足で、
アルバイトなども含めた人件費の高騰が続き、
中小企業以下の会社の多くが、
給与が高くて払えない」と言っていました。

そんな時なのに、消費税をあげてしまったのですから、
事業をやっている人達は大変でした。
会社員、その家族だって、
どんどん物が上がってしまったので、
生活が苦しくなったのではないでしょうか。

そして働き方改革かなんかで、
「従業員に残業さるな!働かせるな!」と
国から指示されているようでした。
人手が足りないのに
少ない人数で何とか仕事をしようと思っても、
「残業させるな、働かせるな!」と言われては、
仕事になりません。

また、多くの会社で従業員が 高齢になってしまって、
従業員を募集しても、全然応募はない様子でした。
お金を払って求人誌などに掲載しても、
無駄なようです。

建設、土木業だって、人手不足で大変なのに、
今度はオリンピックなんかやりだしたから、
人手が足りなくて足りなくて困っていたはずです。

さらに、社会保険事務所が、
社会保険の加入を強引に進めるので、
土木建設業者の中でも儲けの少ない場合には、
仕事はあっても、
資金的にはよくない会社もあったようです。

困難が次々と

 

やっぱり消費税は上げるべきでなかった

人件費関係の高騰は、
工場も お店も どこでも影響を受けます。
従業員がいない個人業の場合でも、
物は買うでしょうから、
材料代だって、消耗品代だって上がってしまいました。

従業員不足により、人件費は上がりました。
すると材料費、機械のリース代、整備代、
外注工事費、通信費など
あらゆる費用が上がってきます。

それなのに、2019年10月に、
消費税を10%にしてしまいました。
経済の専門家だけでなく、多くの人が、
消費税の増税しないだろう」
「もししたら、景気もっと悪くなるんじゃないか」
と言っていました。

すると、増税してすぐに
大型の台風による 大洪水に襲われてしまいました。

洪水で家や工場、店がダメージを受けた経営者は
多かったと思います。

建物の他、機械、商品や製品が泥水でダメになり、
トラックやバン、営業車も浸水して
買い替えなければならなくなってしまった自営業者の方も
たくさんいました。
アパート経営者だって大損失です。

悲しむ男性

 

高齢化、消費増税、台風・大洪水で廃業か!

従業員の高齢化が大問題で、
仕事があっても作業してくれる従業員がいないのでは
経営できなくなってしまいます。

経営者自身も、顧客も歳を取ってしまいました。
後継者がいない会社も多くて
廃業している経営者はたくさんいますから、
自分もそろそろやめようか」、
辞めた方がいいかなあ」なんて
迷っている自営業者はたくさんいます。

人件費の高騰、従業員の高齢化、人手不足、材料費の高騰で
悩んでいるさ中に
まさかの消費税の増税
そして、信じられない台風、大洪水
これで事業を辞めた人もいます。

しかし、顧客もまだ少しはいるし、
今まで一緒にやって来た外注仲間もいます。
長くお付き合いしてくれたお客さんに
まだやめないで…
いっしょにやって来た外注さんにも
「辞められたらこまるよ、まだ一緒にやってくれ」
と頼まれれば、やる気にもなってきます。
まだやれるだろうという気持ちにもなってきます。

高齢化しても、大洪水で店も工場も機械も
トラックもダメになったけど、
やれるところまで、やってみよう!
という気持ちに切り替えた人もいるのではないでしょうか。

お店や工場を直し、機械やトラックも新しいものを、
借金したり、老後の貯金を使ったりして買って、
もう少し、頑張ろう
という気持ちになってきた自営業者の方々も
いたのではないでしょうか。

それなのに、中国で騒がれている新種のコロナウイルスが
2020年1月に日本でも問題化してきました。

仕事が減ってしまった経営者も出てきました。

これはもう、相当のショックです。

やられても やられても、
何とか気力を振り絞って 立ち向かうのですが、
するとまた困難が押し寄せてくるのです。

今度の壁は分厚すぎます。

こんなに辛い思いばかりしていると、
事業をやっているのが嫌になってくると思います。

しかし、自営業者商売を辞めたら
どうやって生活していけばいいのでしょうか?
それが見つからない限りは、
辛くても やれるだけやらなければなりません。

 

 

 

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