機械が壊れた時に、仕事辞めようかな?
自分の事業を、今後どうしようと思う時には、
仕事で使っている機械が古くなった時もあります。
今まで使っていた機械が老朽化して
壊れることがあります。
修理して使いたいのですが
部品が手に入らないこともあります。
その機械を作っていた業者は、廃業している場合もあるし、
その部品の製造メーカーも、
その部品の生産は中止している場合もあるし、
部品メーカー自体が廃業している場合もあり
部品が手に入らないのです。
これでは修理ができません。
新しい機械を買い替えなければ
仕事ができそうにないのです。
しかし、自分が高齢になっていて、
何十万円も、何百万円もする新品の機械を買ったところで
後何年この商売をやると言うんだろう?
跡取りでもいるならまだ考えるが
後を取る人もいないんじゃ
買っても元が取れず損してしまう
と思ってしまいます。
また、新しい機械を買って
すぐにでも元が取れるのならいいけど
買ったところでいつ元が取れるかもわからない、
ひょっとしたら
元を取る前に廃業してしまうかもしれない。
「どうしよう? 機械が使えないんじゃ仕事ができない」
「この際 もう事業辞めようか?」
と考えてしまうこともあります。
借金して買うか
機械が壊れて仕事ができない場合で
辞めるにも
まだ従業員がいるし、
取引先にも迷惑がかかる。
もう少しどうにかならないか?
と考えこんでしまいます。
でも、新しい機械は高いので、
そんなお金を出すのも大変です
新しい機械を仮に買うとしても、
銀行からお金を借りなければなりません。
銀行が貸してくれない場合もあります。
また、貸してくれたとしても
返せるかどうかも心配になります。
稼いだお金が、機械の借金に消えてしまう のでは、
仕事なんかやりたくなくなります。
こんなことではいつになっても、貯金ができないのです。
家の貯金で器械を買うか?妻は大反対!
家のお金を使って、
機械を買えないかと考える場合もあります。
わずかな貯金はありますが、
それを使ってしまったら、もう家にはお金はありません。
機械を買ってもすぐに回収できるわけでないのに、
そんな大事なお金を使うわけにはいきません。
妻に相談しても
「馬鹿言ってんじゃないよ。 あのお金は使えませんよ」
「これから歳とった時のお金じゃない。
私達、このお金がなくなったらもう何もないんですよ」
「何かの時のお金で、
このお金がなかったら子供達に迷惑かけちゃうじゃない」
「あのお金は仕事にはつかえないよ」
そう奥さんは言います。奥さんの意見もわかります。
ですから、経営者は、
機械が古くなった使えなくなった時に相当悩みます。
なんとか修理して使う
「どうしようか? やっぱり事業を辞めるしかないな」
と高齢になった自営業者の人は悩むのです。
機械が壊れたことにより廃業する人もいれば
何とかだましだまし機械を使う人もいます。
知り合いのツテを頼って
ボロボロの中古の機械を
手に入れることができる人もいます。
機械に詳しい知り合いに、
中古の部品を探してきてもらって、
応急処置をして使っている人もいます。
何とかやっと事業を続けられている人も
少なくありません。
「もうこの機械が壊れたら うちは終わりです」
そんな話も良く聞きます。
皆ギリギリです。