台風で店や機械が壊れたので廃業か…借金して修理しようか?

水害で廃業を考えてしまう自営業者

台風の被害にあって
廃業を考えてしまう事業主の方もいると思います。

お客を招くお店や、
機械設備を必要とする職業の場合には
建物や機械が壊れてしまうと、
多額の修理代がかかります。

お店や機械設備のダメージがどのくらいなのか、
今後修理をしても、元が取れるかなどを考えると、
どうしたらいいだろうか?
と考え込んでしまうと思います。

飲食店が洪水の被害にあった時に、
店内や調理場が泥だらけになり、
冷蔵庫や調理設備やエアコンなどが壊れたら、
修理にお金がかかりすぎます。

さらに、飲食店は
借入金でやっている人も多いので
これ以上の借金はできない人も
いるのではないでしょうか?

 

工場経営の場合には、
機械が水浸しになったらどうしたらいいのでしょうか?

運送業者
トラックが水浸しになったら、大変なことになります。

 

廃業か?借金するか?

 

 

借入するか、追加融資を受けるか?

借入金がない自営業者で、まだやれる年齢なら、
借金しても平気かもしれません。

しかし、やっと返し終わって
「これから貯金できる」と思ったときに、
「また借金背負って一から始めるのか…」と思うと
気が滅入るかもしれません。

 

すでに借金がある場合には、
修繕や、回復出費のために
更なる追加融資を受けると、
売上が以前よりないと、
返済ができなくなるかもしれません。

そして経営者が高齢の場合、
事業の借金をすることは、
先々のことを考えると簡単にはできません。
また、貸してもらえない場合もあります。

 

経営者が高齢の場合には、
後継者がいるかいないかも、
借入の際重要な判断材料になります。

 

 

修理代を借りるのも慎重に

事業資産の修理費のために借金をする場合には、
これから入るであろう収入と
出費や、借金の返済の両方を考えるなどして、
慎重に決断しなければなりません。

災害で被害を受けた事業者が、
修繕費を借りる場合には、
経営コンサルタントや、
会計事務所などに相談した方がいいとお思います。

 

知り合いの個人事業者の方で、
以前台風でお店が被害を受け、
窓が割れたり、屋根がだめになったりして、
多額の修繕費を出した60代の経営者の知り合いが
言っていました。
「この間の台風で、またやられたら、
今度は、もう仕事辞めようかと夫婦で話したよ」

経営者は事業所が災害にあったら
廃業することになり
仕事がなくなってしまう心配もあります。

 

借金して、事業を再開するか?
修理しないで、これで廃業しようか
どちらが自分にとっていいのかよく考える必要があります。

一人で決めないで
誰かに相談するといいと思います。
借金が返せなくなったら大変です。

 

助けてもらう

 

自分や夫婦だけで悩まないで、
誰かに相談するといいです。

誰かが、いいアドバイスをしてくれるかもしれません。

絶望の方にばかり考えないで、
いい方法はないか
少しでもいい方向に向かえるようことを、
他の人にも考えてもらうべきです。
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台風災害廃業を考える時
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