国民年金以外の収入が必要。廃業後にどんな仕事をすればいいのか?

自営業者は廃業後、国民年金では生活できない

健康で長生きできることはいいことですが、
社会福祉が負いつきません。

高齢になった場合の生活を考えると
後期高齢保険料や、医療費の負担と
自宅に係る固定資産税の支払いが大変で、
それを考えただけでも
年金では生活できません。

会社員だった人は厚生年金が、
生活できるくらいはもらえますからいいですが、

自営業者などの 国民年金の場合だと、
国民年金以外の収入
何らかの形で 得なければ生活できません。

国民年金の人は、
歳を取っても
仕事をし続けなければなりません。

 

アパート等の不動産を持っていても
入居者がいなくなり
空きアパートになってしまう場合もあります。

株式配当などの投資も当てにできません。

それに、資産運用できる資金がありません。

老後の為に貯金ができた人はいいですが、
60歳前の個人事業者や小規模企業の経営者で
貯蓄できていない人はたくさんいます。

老後どうしよう?」と
不安を抱いている自営業者などの
経営者はたくさんいます。

 

年金以外の収入が必要

 

年金以外の収入を考える:10万円でも稼げれば

自営業者は、その事業を
60歳前で廃業した場合であっても
60歳、70歳から、再度起業したり、
人に雇われずに、
自分でお金を稼げるようにしなければなりません。
どこかに働きに行ってもいいです。

 

年間50万円程度の(月4、5万程度)国民年金では
生活できませんから、
毎月生活するのに、年金では足りない分だけでも
働いて 稼ぎ続けなければならないのです。

 

国民年金の人は、
年金以外に 月10万円以上の収入が必要です。どうにか毎月10万円でも
稼げるような仕事をしないと
老後生きていけません。

 

 

人を雇えないから、大きく儲けられない

今の時代は起業した場合でも、
大きな利益を得ることが難しいような気がします。

その理由の一つに、
人を雇うことがとても大変だからです。

 

商売をやって、
事業がうまくいって仕事が忙しくなると、
従業員や、アルバイトを雇うことになります。

 

人件費がとても高くなっていて、
社員を一人雇う場合でも、
相当稼がなければならないのです。

 

それに会社は、
社会保険の加入も義務付けられていて、
従業員の分の会社負担が
とてもきつくなります。

 

月給30万円の従業員に対して
健康保険料と厚生年金の会社負担額は、
4万円超になってしまいます。

毎月これ以上利益をあげないと
給与が払えません。

 

高い人件費を払う為には、
たくさんの売上が必要です。

人を雇うには、従業員の居場所も必要で、
作業する事務所や工場も必要になります。

休憩する為の場所だって、
作業着だって必要になります。

それにもお金がかかるのです。
人を雇うにはお金が 大変必要になります。

 

そして、売上が減って経営が苦しくなってくると
従業員やパートさん達の給与を払う為に
働いているように思えてきて、
事業をやることが嫌になってくることもあります。

 

 

従業員を守る為の労働基準法がきびしい

事業は、従業員さんも
会社の売上の為に働いてくれるから
儲けが出せますが、
その従業員に対して、
労働基準法がとても厳しくなってきたので
人を雇うこと、働いてもらうことが
簡単ではなくなっています。

 

仕事がなく、
事業主の都合で休んでもらう場合にも
給与を支払わなければならないし、
「有給休暇」と言う、
仕事に来なくても給与を支払う必要もあります。

 

従業員にも生活がありますから、
昔のように経営者の好き勝手で人を使うことが
許されなくなっています。

大手企業ならできるような福利厚生を、
個人企業にも強制的に求められても
それはできません。

 

個人が経営するなら、
事業主一人でできる事業をするといいかもしれません。

 

一人で事業をやるなら、規模も小さくなり、
大金を稼ぐことは難しいでしょう。

小さい事業だと、多くの収入が望めないけれど、
出費も少なければ、利益は出せます。

ですから、一人でやれる事業をするといいような気がします。

 

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老後、どんな仕事をすればいいのか?

を出せば 客を呼び込める事業は、
大きな規模のお店ができるとだめになり
物を単に売るだけの販売の店は、
安売りのお店ができれば、
そっちに客は行ってしまいます。

 

物を売る仕事は、
他店との価額比較スマホでできる時代なので
大変難しいです。

 

インターネットや、パソコンで情報が入り、
家にいて目的が果たせてしまうような事業も
ダメでしょう。

 

個性的なもの、他の人にはやれないもの、
作業や相談が必要なもの
他にはないもの、
他では受けられないサービスを考え出し、
それで経費をかけずに、
老後もずっとやっていけそうなことで
事業をやるしかありません。

 

「そんなのあるのか?」と思いますが、
ないわけでもないと思います。
なかなか見つからないと思います。

 

見つけられなければ、個人業者は廃業後、
どこか雇ってくれる事業所をみつけて働くといいです。

自分ができる仕事、
できる時間だけでも労働するといいです。

 

自分だけができる仕事

 

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廃業後の生活のこと
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