小規模企業はなくなる!役員や経営者の責任が重たすぎる時代

小規模企業はなくなる?

上に立つ人の責任が重たすぎる時代

 

会社の廃業大変多く
利益が出る会社でさえも
後継者がいなくて 廃業する場合も多いようです。

経営者に 子供がいる場合でさえ
親の会社を継がないことがあります。

個人の仕事の選択の自由が
認められていることもあるでしょうが、

その会社に 将来性がないとか、
自分には会社を経営する能力がない
と感じる人もいるから
事業をやる気になれないのかもしれません。

そう思わせる要因は、
人の上に立つ人や、指示をする人
責任が重たすぎるからでもある気がします。

 

小規模企業はなくなる

 

自分勝手な人を叱ることができない!

なんでもそうですが、
責任者とか、係りとかを受けもつと、
その負担がとても重くなります。

 

従業員でも、グループの長を任された場合に、
その中のメンバーにわがままな人がいると、
うまく仕事ができない場合もあります。

その人のせいで仕事がうまくいかなかった時に、
そのグループの長が
一人で責任を負わされることになるのです。

昔なら なまけている人や
協力しない人がいれば、
叱りつけたり、尻でもはたいたりして
やらせることもできましたが、
今の時代は、無理にさせることはできないので、
怠け者勝ちで、勝手な人勝ちの時代です。

こんなことでは
リーダーや、責任者なんか誰もやりたくありません。

 

社内でのグループでもこんな感じですから、
経営者という 会社の責任者などは
もっと大変でやりたい人などいないでしょう。

今の時代、つまらない人や、
やらない人、怠け者にも
権利を与え過ぎているので、困るのです

そして指示を出す人や、
上に立つ人に対する責任が重たすぎます。

 

PTAでも、役員などにされたら
時間は取られるし、
わがままな父母たちの都合を聞きながら
何かをすることなんか
かったるくてやってられません。

 

わがままで、自分勝手な人を
叱ることができない社会になっていることも
悪いような気がします。

 

なだめる

 

会社をやるのは無理! 役員なんかやってられない

経営が大変難しい時代になってしまいました。

物を売ることも大変です。
消費者は、少しでも安いところでかいますから、
お店に行ってもスマホで最安値を探し、
ネットでもっと安く売っていれば、
そちらで買います。値段設定も難しいです。

仕入れた値段よりも、
他の業者が もっと安く売っていれば
赤字で売らなければなりません。

仕入れの時期や仕入れ先も難しいです。

 

また、製品の寿命も短くなっています。

調査や研究を重ね、
やっと作りあげた製品も作るだけはだめです。
売る為の広告作成や、営業活動も
相当の努力が必要になります。

やっと販売できたとしても、
新製品がすぐに出ますから、
また一から作業をしなければなりません。

 

パソコンの発展により、
技術や商品の変化がとても早いので
人の作業が追い付けません。

 

部品工場においても、時の流れに追いつけません。

新製品がどんどん出ます。
新製品に合わせた部品を作ることも大変です。

作業に慣れたと思ったら
違う製品が出てしまうので、

部品製造もその変化に追いつけません。

時の流れが早すぎて、
こんなことでは安定した経営は難しいです。

資本も人材もたくさんないと経営ができません。

 

お金を持った人

 

 

 

人を雇っても給与を払えるか?

給与を、もらう方と、払う方だと、
もらう方が楽でいいです。

平均給与が500万台位らしいですから、
誰か1人を雇うと、
年間500万円の負担を負うことになります。

その人が500万円超を稼いでくれればいいですが、
営業マンでなければ
自分で仕事を取ってくることはできないでしょう。

作業員だと、経営者が
その作業員の給与の分の仕事
取って来なければなりません。

 

人を雇ったら、
500万円を払うことが 頭から離れなくなりそうです。

 

それに、健康保険や厚生年金の負担も
会社には相当な重荷です。

給与だけでも払えないのに、
公的保険料の支払いなどできません。

 

パートを雇うことも苦労します。
求人広告をだすのにも大金がかかり、
面接の時間もとられます。

やっと雇ったと思ったら、すぐに辞めてしまうし、
来てもらったけど、問題のある人
仕事に悪影響を及ぼすこともあります。

辞めてもらいたくても
簡単には辞めさせることもできません。

人を雇うことも社会的な責任があって、
バイトとはいえ
気軽に働いてもらうことができない時代なのです。

人を雇うことが難しいので、
小規模企業はなくなってしまうかもしれません。

 

悩む

 

 

会社や経営者の責任が重すぎる

会社にかかる費用は、給与だけではありません。
家賃や機械のリース代、燃料費、水道光熱費、
仕入代などの支払いの分のお金も
経営者が 稼がないといけないのです。

 

こんなに たくさんの支払いが できるだけの売上を
どうやって取り続けたらいいのか
と考えると
事業の承継とか、経営者とかは考えたくありません。

 

こんなことでは
会社経営などやりたくはありません。

給与をもらって働く方が、気持ちは楽でいいです。

経営者になると、
お金の支払いのことや、
社会的な責任などは大変重くのしかかってくるので、
経営者をやりたがらないかもしれません。

もう少し、人を雇うことなどの規制を緩めないと
経営者なんか現れないと思います。

このままでは、
日本中の小規模企業はなくなってしまうかもしれません。

 

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事業の承継や開業
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