高齢になった理容師、美容師
美容師等も立ち仕事で、神経も体も使いますから
高齢になってくると、
仕事をすることが辛くなってくると思います。
おしゃれの先端をいく仕事でもあるので、
時代の流れに従ったおしゃれの世界も
若い感覚が必要になります。
その為、店主のセンスが
現代についていけない時には
お洒落なお客さんは、
若い美容師等のお店に行ってしまいます。
店主の感覚が、高齢になってくると
お客さんも、
昔の感覚をもった高齢の人しか
来なくなってしまうかもしれません。
歳を取ってきて
店主の体力や美容の感覚がだんだんと衰えてしまうと
来店客数は減ってしまうかもしれません。
内装や設備にお金がかけられませんから、
店も設備も、古いままになってしまい
美容業としては、
よくない状態になってしまうかもしれません。
そんな時には、自分よりも若い美容師さんに
自分のお店を手伝ってもらい、
お店を復活させようと 考えてもいいかもしれません。
子育てで一度辞めた美容師さんの復職
美容師の女性で、
結婚したり、子供ができたりして
美容師を辞めた人の中には、
子供が大きくなったり、
子育てが一段落した場合に、
仕事探しに行くと思います。
工場や、スーパーの仕事でもいいのですが、
せっかく資格を持っているのなら、
美容師を
もう一度やってみてもいいかもしれません。
高齢になった床屋さん、
美容院の経営者の方は、
子育てで
一度美容業、理容業の仕事から退いた主婦に
働いてもらってみてはいかがでしょうか?
ブランクがあることを理解すべき
長いブランクがあるので、
元に戻るまでに、少しは練習が必要になると思います。
その為、見習い時のように簡単なことからやってもらい、
お客さんの髪をいじる時にサポートしてあげたりして、
忘れていることを思い出させるような
アドバイスをしてあげる必要があると思います。
新人さんではありませんから、
その人達が以前のように理髪の腕を取り戻すのは
そんなに時間はかからないと思います。
少しの辛抱をすれば
立派な補助者になってくれます。
給与の事は話し合う
給与については、
慣れるまでは、見習い時給でもいいと思います。
お互いに話し合って決めるといいです。
出来高制を取るなどすれば、
お客が来ない時の経営者の資金的な負担は
軽くなると思います。
子育てでいったん専門職を辞めた女性の方には、
歯科衛生士さんなどもいますが、
そういう人の体に直接触るような職業で
復活しようとする場合には、
以前の勘を取り戻すのに
時間がかかる場合があります。
また、以前とは、
道具や方法が多少変わっていることもあるので
勉強時間が必要になります。
即戦力として期待するのではなく、少し時間をかけて
仕事ができるようになることを待つつもりで
働いてもらうべきです。
後継者がいない美容院の利用
復職したい美容師さんや、
修業した若い美容師の人で、
大金をかけてまで、
お店を出す自信がない人がいます。
そういう美容室や床屋の経営を考えている人に
試しに自分のお店で経営者見習いとして
一緒に働いてもらってみるのもいいと思います。
店主が高齢になって、
仕事をすることが大変だと感じてきたら、
雇った美容室さんが
今後も働いてくれるのなら、
その人が、そこの経営者になって
お店を引き継いでくれると助かります。
家賃をもらってもいいですし、
お店を売ってもいいと思います。
そういうことを前提に試しに、
しばらく自分のお店で働いてもらって、
その人ができると思ったら
店主が引退した後に、
そのお店を貸して
自分で美容院等をやってもらえばいいと思います。
後継者がいない美容師や理容師の方は、
そういう人達に
自分のお店を
貸しても、売っても 良いのではないでしょうか?
そうすれば、
高齢になり作業ができなくなっても、
貸店舗としての収入が得られると思います。
美容業をやりたい人も、
安い値段で自営業ができるのでいいと思います。
やりたい人にお試し利用をしてもらう
新しくお店を持つには、大金がかかりますが、
中古の美容室や床屋を借りた方が
安くて済みます。
中古のお店を買えば、自由にできるし、
仕事を辞めた後、そこを売ればお金が入ってきます。
後継者がいない美容師室や美容院の経営者は
こらから美容室を始めたいと思っている人を探して、
試しにそこで働いてもらって
お店の様子を確認してもらったりして、
その店の状況を把握してもらうといいです。
お試し利用のチャンスが、なかなかないので、
試しに使ってもらうと、
その店の良さもわかってもらえるのでいいと思います。
まとめ
高齢になった理髪店や美容室の経営者の方は
老後の収入を考えて、
・若い美容師等に一緒に働いてもらう
・ブランクのある美容師には慣れるまで
補助をしてあげるつもりで働いてもらう
・開業したい美容師に
お試しに労働してもらったり、試しに店を使ってしてもらう
そして、店を実査に利用しながら
借りてもらったり、
買ってもらったりすることを 考えてもらうと良いです。
美容師等の資格を持っていて、
自分で始めようかと思っているのだけど、
ブランクがあったり、
年齢的に借金ができないので
新しくお店を作る為の資金は無理だ、
でも店を持ちたいという人は探せばいると思います。