飲食店の経営も 競争も激しくて厳しい
個人業の飲食店の経営も難しく、
新規にお店を開業しても
必ずしも成功するとは限りません。
飲食店は新規に開業しても、
3年位で廃業する場合もあります。
飲食店は資金さえあれば
割と簡単に開業できる商売なので競争が激しいのです。
地域で顧客になる人の人数は増えていないので、
客の取りっこになってしまいます。
あちらのお店の方が安くておいしいのに、
義理だてして、
高くてまずい知り合いのお店を利用してくれる人は
あまりいないと思います。
安くておいしい、店もきれい
店員の応対もいいのは当たり前です。
さらに田舎は、駐車場も広くなければいけません。
飲食店の経営も大変難しくなっています。
また、口コミも重要な場合があって、
田舎では悪い評判が立つと広まるのは早いです。
飲食店がライバル店に勝つには、
材料代や人件費などの費用が
いかに安くできるかも問題になります。
同じ位の味なら、消費者は安い方を選びます。
安く提供する為には
かかるコストがどれだけ安くて済むかによります。
出店前に ライバル店が近くにないかを確認
失敗を恐れていては 事業なんか始められませんが、
飲食店の場合には
ライバルになるお店が近くにあると
売上が大きく響きます。
お店を始める前に、
近所に同じような料理を出すお店がないことを
確認してから出店しても安心できません。
しかし、開業する前には
他にライバル店がなかったから安心
というわけにもいきません。
後からいくらでも開店することは考えられます。
後から開店したお店が、
自分の料理と同等以上の味を出し、
販売する食品や、料理の値段も安くて、
お店もきれいだと、勝てないかもしれません
ですが、そんな時でも、
中古物件の後を承継して開店していれば
開業資金が少なくて済むし、
事業資金の借入金も少なくて済みますので
値下げして販売することなどの
対策を練ることができます。
毎月の返済もなければ、
無理も少ないので経営が楽です。
出店の際、お店だった空き店舗を借りて商売をやることは
開業資金を抑えられるので資金的にはよいと思います。
飲食店をやるのに
必要なものがそろっている居抜きによる賃貸店舗は
開業資金の面だけでなく
その後のことを考えてもいいと思います。
廃業した飲食店を借りて開業
長年東京のホテルで
料理人として働いていた男性(60歳)がいました。
その人が定年退職しました。
いつかは自分の店を持ちたかったようで、
たまたま通りかかったところに
貸し店舗の看板がかかった
一戸建ての料理店を見つけました。
まだ、新しい感じのお店だったので
気に入ったそうです。
管理会社に連絡し店内を見せてもらいました。
調理器具も料理に必要な設備もまだ新しくて
全く問題なく使えます。
テーブルも椅子も全く問題なく使えるそうです。
自分の料理に合わせた食器や
看板等を作るくらいで
ほとんど何も出費しないで使えるようでした。
そこは駐車場もあって気にいたので
すぐに借りて開業しました。
退職金もあまり使わずに自分の店がもてました。
栃木県の田舎なので
家賃も安くて環境も良くていいようです。
奥さんと2人で開業しました。
廃業した店舗で家賃収入を得る
事業者が、事業を辞める場合には、
このように同じような事業で商売を始める人を探して、
貸したり、売ったりするといいです。
廃業した人は、壊さないで済みます。
取り壊し費用を払わないで済みます。
また新規に開業する人も
中古の店舗を借りれば開業資金が安くて済みます。
デザインなど気に入らないこともあるかもしれませんが、
先々のことを考えると
開業資金は少ない方が良いです。
廃業した人は家賃収入が入ります。
開業する人は、
開業資金が安くて済みます。
両者に都合が良いと思います。
もちろん中古のお店を
買い取ったり、借りたりする場合にも
デメリットはありますので、
そのことを調査して
対応の準備、対策も練っておく必要はあります。
事業に完全も、確実もありません。