自営業の方がいいか? 会社員の方がいいか?
自営業者は、会社員が楽でいい と言います。
ところが会社員の中には、それとは反対で
会社員を辞めて、自営業者になりたがる人もいます。
そして、中高年以降で脱サラして、
自営業を選んだのが失敗だった
と後悔する中高年もいます。
50歳を超えて自営業を辞めて、
会社員になる人もいます。
事業が うまくいかない自営業者
事業が、思うようにうまくいかない自営業者は
多いです。
売上が少なく、生活費が取れない販売店や
得意先にねぎられ続ける 町工場の経営者なども
たくさんいます。
材料代がどんどん上がって行くので、
自分の販売価額も値上げしたいのですが、
客がいなくなることが怖くてできない製造業者は
多いです。
「値上げしたら客が来なくなっちゃう」
と恐れるパン屋の店主や、飲食店の店主などからは、
よくそんな話を聞きます。
こうなってくると、
自営業者達は、会社員をうらやみます。
自分が選んだ自営業の筈ですが、
「こんなことでは、サラリーマンの方が断然にいい」
と思っている人も少なくありません。
会社に行っていれば給与はもらえるし、
保障はあるし、
退職したら厚生年金がたっぷりもらえる。
それはうらやましい。
事業をやって、うまくいかなかった時にそう考えます。
そんなに会社員が良いと思うなら、
自営業を選ばないで、会社員をやればいいのです。
しかし、事業を辞めて
サラリーマンになるなんてことは
簡単にはできません。
そんな自営業者の気持ちとは違い、
サラリーマンの中には 自営業者の方がいいと思い、
自営業をやろうと思っている人もいます。
会社員だって辛い! 自営業者がうらやましい
会社員だって、辛いことはたくさんあります。
嫌な上司、嫌みな後輩、キツク当たる客の相手を
毎日しなければなりません。
八つ当たりされたり、
重圧なノルマにも耐えなければなりません。
サラリーマンは、
会社に行っていれば お金がもらえるとは言いますが
会社に行き続けることが、苦しく、
大変だと感じる人もたくさんいます。
サラリーマンで勤務が合わない人は、
自営業者が自由に働けて、
しかも儲かるように見えるようです。
そして脱サラして自営業を始めようと考えます。
他の仕事をやっている人のことが
よく見えてしまうようです。
50代の会社員も これからの仕事を考えると…
サラリーマン生活も終わりが近づいてくると
今後の仕事のあり方や、人生を考え出すようです。
・50歳になり、
後何年自分は働くことができるのだろう
・やりたい仕事があったのに、
会社員でいる限り そのやりたい仕事ができない
・やりたい仕事ができない悔しさを残したまま
老人になるのはいやだ
と思う人もいます。
配置転換や、転勤があった時
そんな時に、配置転換や 転勤などがあって
やりたくない業種に配置転換されたり、
50代になって遠方に転勤し、
見知らぬ地域に引越することになったりすると、
これを機に、会社を辞めて、
自分で事業を始めようかと思う人もいるようです。
50歳近くになると、
やりたかった仕事を自分でやってみようかと
思い立つ人もでてきます。
50代はリストラの対象にもなりやすい!
そんなことで
40後半から50代にかけて
独立開業する人がいるんじゃないか
と思います。
20代で起業する人もいますが、
50代位で起業する人にはこんな事情がある人もいます。
「もう 後何年もしないうちに定年退職だ」
「退職金もそんなに出ないのなら、
今のうちに起業した方がいいかな?」
「もっと歳を取ったら事業なんかする気は
起こらないかもしれないし、
配置転換とか転勤なんて嫌だ」
「どうせ仕事をかえるなら、
自分のやりたいことを自分でやろうかなあ」
と思って起業を考えることもあります。
しかし、自営業者からすると、
「辞めた方がいいよ。
辛くても、会社員をやっていた方が絶対に良いって、
そんなに甘くないよ。仕事ないよ。
生活費も取れなくなる時だってあるんだよ」
多くの中高年が仕事のことで悩んでいる?
んん? 自営業も、中高年の会社員も、
今の時代仕事をすることは大変なようです。
社会で働く人全部が、
仕事に悩んでいるわけでないと思うのですが、
私は相談業なので、
困った人と話すことがくて、こんな話を書きました。
自営業でも、サラリーマンでも、
自分の仕事には悪いところも辛いところもありますが、
良い所もあります。
うまくいかないなら
どこかやり方が間違っているのかもしれません。
もう一度色々考えて、もうひと頑張りして、
それでもどうしてもダメな時に
他の仕事のことを考えてもいいと思います。
自営業がいいか?会社員がいいか?と考えても、
40代の人も、50代の人も、どっちの仕事をやっても辛くて、
何をやっても大変なようです。
noteサイト 会社員辞めて、自営業者になろうと思う人へ
私のブログで言えば、10記事分の量です。
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